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女の子という生き物

営業職なので、色んな人に出会う。色んな人に会って、私が同じ話をしても響き方が違うのを、割といつも新鮮な感覚で味わっている。

昨日は久しぶりに若い女性と出会った。以前私から物件を買ってくれた人の知り合いの知り合い。という割と遠い出会いだけど、若い人と知り合うことが最近はめっきり減ったから、割とワクワクしながらランチに誘った。

LINEだけのコンタクトからの初対面。金髪?グレージュ?のとっても可愛い女の子がそこにいた。

実は私は美人が苦手。いや、美人は好きなんだけど、美人と相対すると柄にもなく緊張する、笑。イケメンは意外と緊張しない。なんでしょう、この違い。

彼女は引っ越したくて、それをポロッと友達に言ったら私を紹介してもらったということらしい。いつも通り業界の構造を説明して、「自分で探してね」と言う。(私は不動産屋で売買メインだけど賃貸もやる。ただ、買うとか借りるとかのお客さんには、基本的に自分で探してもらう。)

彼女は美容関係のお仕事をしている。どうりで可愛い。だけど、その可愛さは施術側にも美しさを求める顧客からのオーダーによって努力せざるを得ないのだという。インスタとかで私生活を部分的に晒して集客しないといけないと。「ホントは面倒だしやりたくない、でも仕事だから仕方ない。可愛さをキープするのも仕事のうち」

思わず「女の子って生き物なんだね」と言ってしまったら彼女は笑って「ホントそうです」と言った。私は女の子って生き物だった時が短かったけど、彼女は女の子として生きることを今、生業にしている。それは結構大変なことだよな、と思う。

世の中は多様性だのジェンダーフリーだのと騒々しいけど、リアルな世界では女の子として生きることを選択している強い女の子もいるんだよね。ということを再認識した。

彼女に似合うお部屋が見つかると良いな。

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