一生残る一瞬のために
こんにちは。ゆうです。
今回は自分が底辺高校から通信制高校に転校したときの話をしようと思います。
入学前
中学校の進路面談の時に私は都内の底辺高校を勧められ入学しました。
数学がひどく苦手で底辺高校を勧められました。
ただし底辺高校に入学する前生徒に関しては自分とは違うタイプの人もいっぱいいると思って入学式に臨んだ。
入学式の時点で自分はあれ、思ってたのと違うなと思い次の日から心配で仕方なかった
高校1年生
入学後自分はゲームやアニメなどには無関心で周りはゲームやアニメなどが好きな人ばかり
何も分からないので話にも入ることが出来ず最悪なスタートダッシュだった。
入学後4日後位は無言で過ごす日々だった。
アニメやゲームが興味のない自分のせいでしかないが学校が本当につまらなく感じて仕方がなかった。
この頃から今後のことが不安で仕方なく自分という人間はここで3年間過ごすと考えると絶望しか生まれなかった。
しかし高校一年生はこう思いながらほぼ毎日学校に登校。
しかし言い方が悪いが周りは本当にオタクの方しかいなくて正直意思疎通も難しい子もいた。
高校一年生の時に仲良くなって少し話せるようになった友達と学校の端で話すのが日課だった。
それが楽しくて学校に行けていた。
みんなありがとう。
これからもこんな自分ですが仲良くしてください
地獄の高校2年生
ここから僕の人生は失速してしまう。
みんなと話すのは楽しいがそれ以上にそれ以外の人間関係に対してかなりのストレスを感じていた。
生徒さんがどうこうと言うより教師陣に対してだ。
その頃から友達といるのが楽しいよりも先生や他の生徒さんが苦手のストレスが勝り学校に行きたくないってなってしまった。
教室を走り回って鬼ごっこをする生徒さんだったり授業中にあえて分からないであろう人を当てて答えられないとキレ散らかす先生。
この環境で自分のメンタルは崩壊してしまった。
もう死のう。
死ねば明日から学校に行かなくて済む。
もう朝は来ない。
もう苦しまなくて済む。
こういう思考ができてしまった。
今書きながらあの辛い時を思い出すと涙が流れそうになっている。
それ以降午後から学校に行っては家に帰ってもう嫌だと嘆き叫びいつ死ぬか考える日々が始まった。
人生で1番暗い時期だったと思う。
中学の同級生にも心配をかけてしまった。
謝らないでとは言われるけどほんとごめんなさい読んでるか分からないけど。
でも自分にとってはそれくらい辛く悲しい時期だった。
学校に行けなくなってから嫌いな先生と面談を繰り返し残って欲しいと何回も言われた。
ただこの時から残ると言う考えは少なかった。
けど臆病で内気な性格の私は残らないなんてことは怖くていえなかった。
反抗するのだけでも怖かった。
その後も行ったり行かなかったりを繰り替えした。
自分にとっては辛く苦しい高校生活。
自分の人生。
自分で変えるしか無かった。
自分の人生を自分で変えるのは当然のことだけど難しいことだと思う。
けど自分は変えた。
この環境、このタイミング。
ここで俺はここで出ないならもうチャンスはないと思った。
本当に辛かった。
毎日泣いてた。
そんな人生。
楽しくないよ。
その考えと学校の先生にいや、もう変えます。って言ったあの瞬間。
私の人生は変わった。
昔のベイスターズのスローガンにすごく好きな言葉があった。
「一生残る一瞬のために」
自分にとって学校を変えることはかなり大きく一生残ること。
自分が苦しみ狂い涙した人生を一瞬にして変える。
その一瞬がものすごく欲しかったのだ。
その一瞬を手にした日。
家に帰っていつものように泣いた。
今までは辛く悲しみの涙だったが喜びに満ち溢れた嬉し涙だった。
あの日流した涙。
自分にとって大きな事を初めて決断して発言し実現した。
自分も成長したんだなとひとりで嬉しくなった高二。
これからもいろいろなことを経験して生きていこう。
それを悟った高二の冬でした。
転校後
辛かった高校生活は消えた。
趣味と学校を両立できていて今のところ不自由なく生活出来ている。
たまに思い出して泣いちゃうこともある。
けど自分は強くなったと思う。
卒業が半年遅れちゃったり自分の人生に悪いこともいっぱいもたらしたけど凄くいい経験になったと思う。
まとめ
1人では生きていけないということを痛感した高校生活。
みんなに助けてもらいながら自分もここまで生きることが出来た。
逆に助けてもらわないと生きていけない精神状態だった。
自分という人間が分からなかった。
勝手に涙は出てくるし学校は行きたくないってなるし。
中学は学校は嫌いではなかった。
友達といっぱい話してサッカーのこと話したり、好きなこと話したり。
結局周りにいる友達なんです。
自分と関わってくれている友達がすべてです。
今後の自分の人生に絶対必要です
友達は絶対大切にしよう。
友達がいるのが当たり前ではありません。
友達がいるのは幸せなことです。
お友達からお前が死んだら俺も死ぬからなと言われたことがあります。
なんでと聞いたらお前が居ない世界で生きるのはつまらないしいや、葬式なんて行きたくないと言われた。
自分に対してそこまで思ってくれていたのがほんっとうに嬉しくて。
泣きながらLINE返しました。
その頃は人間不信で誰とも関わりたくないし誰とも会いたくなくてその時もLINEでした。
どんな顔して送ってるとか、わかんないけど自分にとって心に響いた。
人間を変えることが出来る人間はそう居ません。
それ程に自分のことを思ってくれた思うと本当に涙が止まりません。
嬉しかったんや。
自分は学校の中で居場所がなくて、この社会に行き場もないと思ってた中LINEで自分の居場所を教えてくれて本当に嬉しかった。
生きてていいのか分かんないけどね。
こう思ってくれる人がいるって知ると死ねません。
自分はまだまだネガティブで怖がりだけど克服してまた頑張ろうって思った。
人生山ありまた山ありだと思うけどこれから休憩も挟んで昇っていこうと思う。
2023.06.27
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