ORACLE MASTER Bronzeを取得するまで

ちょっと前のことになりますが、ORACLE MASTER Bronzeを取得しました。

まだBronzeですが、試験と名のつくものはもれなく苦手なので無事取得できてよかったです。ちなみに、合格までにSQL・DBAともに3回ほど落ちてます・・・。

試験勉強をするに当たって参考書を二種類使い、他にも試験対策をしたのでこれから受ける方の参考になればと思い書きます。

私が使った参考書はいわゆる白本・黒本と言われているこちらの二種類。一冊では網羅できない内容も二冊あれば拾えるし、二冊ともに書いてある内容はそれだけ重要なんだという判断もできます。どちらかと言えば一つ目の理由が大きいです。

白本は、①章ごとに内容説明→章問題②最後に模試2回分。

黒本は、①章問題②模試2回分と言った構成になってます。

まず「一通り白本を頭から読む→章ごとの問題解く→巻末の模擬問題を解く」を1周。オーソドックスな使い方をしました。ひたすら問題だけ解いていくのが資格取得にはベストという意見も聞きますが、如何せんDB初心者。SELECT文すら知らない状態だったのでひとまず頭から解きました。

白本でSQLでいう基本的な文法や、DBAの基本的な内容を抑えました。正直DBAは一周したくらいだと内容を覚え切れないです・・・。IT知識が皆無だったので、出てくる単語に対していちいち「???」となってました。調べて書き込んでと自分用の参考書が出来上がっていく感じがわかりました。その後は理解ができてないなと思う章のみ説明を読む→問題を解くを2・3回繰り返しました。内容がぼやっとでも分かってきたなと思った頃からは、ひたすら巻末の模擬問題を解きました。何回解いただろう・・・。白本黒本両方ともひたすらに模擬問題を解いて、ちょっとここ分かってないかもという箇所については黒本で問題を解いて解説を読むとしてました。黒本は説明だけの部分がないので、本当の初心者には黒本オンリーだと厳しいかなという印象です。しかし、章ごとの問題の解説は丁寧で、白本より一捻りあるような問題を出してくれているので、対策として黒本の問題を解いておくと様々な問題に対応できる力が身につくかなと思いました。

ここからはSQLとDBA分けて記述させていただきます。

まず、SQL。SQLはインターネットで自宅で受講できるスタイルだったので、比較的気楽に勉強できました。また、問題としては業務ではあまり使わないような関数だったり、オプション、制約についてが出題されるイメージです。あと、副問合せやテーブルの結合をした際のテーブルがどうなるかを意識できていないと解答できない問題も出てきます。こちらは根本的な理解が必要なので、テーブルの作りを意識しつつSQLを書くという経験をできるのがベストかなと思いました。なので、基本文法と普段あまり使わないオプション等を抑えることを意識してました。

DBAについては、普段意識しなくてもOracleを使えちゃうところなので、なかなか覚えられず苦労しました・・・。個人的にはEnterpriseManager等のツールに関して、「〇〇を使ってできることはどれか」シリーズが中々覚えられなかったです。。あとは、インスタンス立ち上げの際の順番は必出だと思うので、覚えて確実に取りにいきましょう。

まとめ。SQL、DBA共通です。

参考書の使い方は、①白本の章説明読む②白本の章問題を解く③理解できてない箇所を白本の説明&問題で理解を深める④ぼやっと内容が理解できてきたら白本黒本の巻末の模擬問題を解きまくる⑤模擬問題を解く中で理解できてないかもという部分は黒本の章ごとの問題を解いて解説で理解を深める

以上です。これで巻末の模擬問題で90%以上の得点率だなと思った頃に受験をしたら受かりました。ただOracleの2回目受験無料キャンペーンがあったり、会社が受験費用を負担してくれることもあり得点率70%くらいの時点で力試しで受けちゃったりしてました。

私同様に試験が苦手だけど、ORACLEMASTER Bronzeを取得したいという方のお役に立てるような記事になっていたら嬉しいです。