【仏像】十二神将カッコよすぎ【奈良】

画像1 どうも!仏像だいすき、えらです!国宝の【十二神将】で有名な新薬師寺に行ってみました!新薬師寺とは、奈良の「ならまち」辺りににあるお寺です。 8世紀中旬に建てられました。これは入り口。 地域に馴染んだ感じですね。 たくさんの自転車がありました。
画像2 拝観料の600円を払って中へ。 入り口にあるバサラ大将の看板。
画像3 入るとすぐこの金堂が見えます。この金堂の中にあるのが国宝の「十二神将」! 中に入るともうスゴかった! 薬師如来を囲む十二神将のインパクトよ!
画像4 新薬師寺は写真禁止……だけども……!なんとこのチョーカッコイイ「十二神将」の写真を撮れる場所があるんです! それは近鉄奈良駅ビルの5階「クラブツーリズム」!
画像5 摩虎羅(まこら)大将。元の名前「マホーラガ」は「偉大な蛇」という意味。 ヒンドゥー教では人の頭と蛇の体をもつ神として描かれています。 こちら十二神将であると同時に、お釈迦さまの部下である「八部衆」の一角も担っており、キンナラと共に音楽の神とされています。
画像6 毘羯羅(びぎゃら)大将。元の名「ヴィカラーラ」は「恐るべき者」という意味です。 ヒンドゥー教ではシヴァという神さまの妻、ドゥルガー(=パルヴァーティ)とも言われています。 仏教の神さまになるときに性別が変わったんですかね。
画像7 波夷羅(はいら)大将。元の名前「パジュラ」は「頑丈な」という意味。 こちらも「招杜羅(しょうとら)大将」と同じく夜叉というグループのボスの一人。
画像8 頞儞羅(あにら)大将。元の名「アニラ」は「風」を意味します。 ヒンドゥー教では風の神としてヴァーユというのがいます。 ヴァーユが日本に来たときに「風天」と呼ばれるようになり、頞儞羅(あにら)大将はこれと同一視されます。
画像9 伐折羅(ばざら)大将。十二神将の中でも一番人気なのがバザラ大将! あの有名な金剛力士と同一視されてます。 なんと、奈良では毎年「バサラ祭り」なるものが開かれているんです。 それだけ奈良県民には「バサラ」というのは身近なんでしょうね!
画像10 因達羅(いんだら)大将。元の名前「インドラ」はあまりにも有名な帝釈天の別名です。 仏教の世界には有名な「帝釈天(インドラ)vs阿修羅」の闘いがあります。 これにインスパイアされたのが『NARUTO』の「インドラvsアシュラ」です。 その後、インドラの転生者サスケとアシュラの転生者ナルトが戦うことになります。
画像11 安底羅(あんていら)大将。お釈迦さまのボディガードである「八部衆」の一角を夜叉というグループのが担っております。彼はそのグループのボスの一人。 元の名「アンディーラ」には「男」「力強い」などの意味があります。
画像12 迷企羅(めいきら)大将。こちらも夜叉というグループのボスの一人。 元の名「ミヒラ」には「太陽」という意味があります。
画像13 珊底羅(さんていら)大将。こちらも「 招杜羅(しょうとら)大将」、「波夷羅(はいら)大将」と同じく夜叉というグループのボスの一人。厳しそうな顔です。
画像14 真達羅(しんだら)大将。八部衆の一角をになう「キンナラ」こと真達羅(しんだら)大将。 音楽の神とされています。 ちなみに本地仏(もとの姿)である普賢菩薩は女性からの信仰が強いことで有名です。
画像15 招杜羅(しょうとら)大将。夜叉というグループのボスの一人。 ちなみに仏教では、北に関係する神(金剛夜叉明王、鬼子母神、毘沙門天など)は夜叉のグループに属するとされているそうです。
画像16 宮毘羅(くびら)大将。実は彼、十二神将のボス。十二神将は一人あたり7,000人の舞台を率いています。 つまり、8万4,000人の長。 すっごい高い給料もらってんだろうなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?