2020年6月16日(火)

すこし前に、県外の大学に通う弟から大きな段ボール箱が届いた。中を開けてみると大量の漫画がぎっしり。下宿先が狭いのか知らないが、すでに読み終わった漫画を実家に送ってきたらしい。

有名な漫画だと「ブルーピリオド」とか「不滅のあなたへ」、「海獣の子供」が入っていた。ただはっきり言って弟とは漫画の趣味が違う。私はどちらかというとギャグ寄りの漫画やアンダーグラウンドな漫画が好きである。

だがその中で、なんとなく惹かれてしまったのが「波よ聞いてくれ」という漫画だ。

内容は道内のスープカレー店でアルバイトをしていた主人公のミナレが、ひょんなことから地域のラジオでパーソナリティを務めることになるストーリーなのだが、惹かれたのはその比類なき言葉のセンス。ずっとコントを見せられているかのような笑いの雰囲気。

この作者、漫画家でなくても作家、はたまた芸人としても活躍できるのではないかと思うほどの言葉の発想力を感じた。

画像1

あと珍しく、弟との好みがハマったので嬉しかった。