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ICL手術体験記【アイクリニック東京】


こんにちは!

先日、サピアタワーのアイクリニック東京でICL手術を受けてきたので、体験記を残しておこうと思います。手術の様子、必要なもの、術後の感想も書いたので、ぜひご活用ください☺︎


はじめに

突然ですが、みなさんはICLをご存じでしょうか。

詳細については↑に書かれているので、ここでは簡潔に記載します。

ICL(Implantable Contact Lens)手術とは、小さなレンズを虹彩と水晶体の間に固定して、近視や乱視を治療することです。

想像するだけで目が痛くなりそうですが、レーシックのように角膜を削るものではないので、レンズを取り出せるという可逆性があるのが特徴です。

また、白内障手術に似ているため、医師によって変わりますが、手術時間は片眼5分〜10分程で終わってしまうそうです。
手術当日のレポについては後ほど書いていきます!

ICLをやろうと決めた理由

私の視力は両眼0.05で、コンタクトや眼鏡が手放せない生活でした。コンタクトは乾燥して目がカピカピになるし、メガネは鼻に跡がついちゃう。一番の決め手は、寝てるときに大地震が起こったら避難できるのか?と不安になったからです。

ICL手術についてネットで情報収集して、色々なメリットやデメリットが出てきました。その中で自分が気になったので以下の点です。

メリット

  • 合併症やレンズの不具合が起こっても、ICLレンズを取り出して元の状態に戻すことが出来る。

  • レーシックのようにフラップを作成しないので、手術後にドライアイになりにくい。

  • 白内障になってもレンズを取り除いて手術が受けられる。

  • コンタクト生活から解放される!!

デメリット

  • 手術代金の相場が60万~70万ほどと、費用が高額である。                         →ただ、日々のコンタクト代を考慮すると、約10年ほどで手術費用は回      収できる。

  • 眼内手術になるため、稀ではあるが感染症のリスクがある。                       →ICLでの失明の報告はなく、点眼を忘れなければ問題なさそう。

悩んだ結果、怖さよりもコンタクトの不便さが勝ったため、手術を受けることに決めました。

病院選びについて

手術はアイクリニック東京で行い、日本に数人しかいないエキスパートインストラクターの北澤先生にお願いました。
理由としては、ICLの執刀経験が豊富な先生にお願いしたかったからです。

2007年からは ICL(眼内コンタクトレンズ)手術をはじめ、これまで2万件を超えるICLの臨床成績を学術論文で報告し(文献7)、多くの方に手術を受けて頂きました。

https://eyeclinic-tokyo.jp/clinic/

また、切開から創口閉鎖までの手術時間がなんと両眼5分で終わらせてくれます!やはり眼の手術なので、なるべく手術時間は短い方が良いと思いました。(シンプルに眼を固定されているのも怖いですし…)

1回目の検診

WEBから予約して、初診適応検査、診察、カウンセリングという流れでした。正確に検査するために、ソフトコンタクトレンズは検査前2日は装着できませんでしたので、メガネ生活になります。

視力検査をしたり、遠くの気球を見たり、眼圧の測定をしました。
東京駅からも近く、クリニックはとても綺麗で対応もよく、術後も安心だなーと感じました。

費用とかの説明があり、2回目の検査を予約してその日は帰りました。
瞳孔を開く目薬をさした影響で目がぼやけていて、帰り道はスマホ依存から強制的に抜け出せました笑

2回目の検診

レンズ度数を決定するために、前回と比べて変化がないかの検査をします。レンズの在庫によっては日本にない場合があるので、数ヶ月待つ場合もあります。私の場合はそれほど時間がかかりませんでしたが、手術を検討している人は早めにカウンセリングを受けても良いかもしれません。

この検診が終わったら次に来るのは手術当日なので、手術について不安なことがあれば聞いておくことをおすすめします。もちろん、メールや電話などでもいつでも相談できます。

手術当日まで

手術前数日は点眼液を1日4回使用します。感染予防のために必要なので、忘れないようにリマインドを設定していました。

また、術後に必要となることをあらかじめ準備しておきました。

1つ目は、手術当日の夜のホテルの予約です。これはとても迷いましたが、電車での移動が不安だったので、クリニックの近くで予約しました。結果的に、予約しておいて正解でした!

2つ目は、術後に必要そうな物をリストアップして、Amazonなどで調達しておきました。買っておいて良かったものを紹介するので、参考にしてください👌

シャンプーハット

手術後1週間は目の中に水が入らないようにしなくてはいけません。美容室で洗髪してもらうことも出来ますが、毎日やってもらうのも無理そうだったので、顔に水がかからない介護用を買いました。

滅菌コットン

点眼するときに垂れてきたのを拭くためのコットンです。ティッシュでも良さそうですが、感染が怖かったので念のため買いました。200枚も使わなかったので、めちゃくちゃ余っています。

拭き取りクレンジング

手術当日は洗顔が出来ないので、ビオデルマを用意しておきました。バラエティショップにはミニサイズも売っているので、そちらの方が持ち運びやすいです。資生堂のコットンにつけて使いましたが、スッキリしました。

ドライシャンプー

同様に洗髪も2日ほど出来ないので、代替品として用意しておきました。思ったよりもスッキリしたので、おすすめです。後で気付いたのですが、災害時にも役に立ちそうで、何個かストックしています。

手術当日

いよいよ、ICL手術当日です。受付で点眼薬をもらって、待合室で5分毎に点眼していきます。手術を終えた人が続々と手術室から出てくるのを眺めながら、染みる目薬をさして手術時間を待っていました。

名前が呼ばれると、手術室の隣のスペースにある椅子に案内されます。ガウンと帽子を着て、さらに点眼をしてもらい、しばらくしたら手術室に入ります。このときはもう心臓バクバクでした。

手術室には歯医者のような椅子があり、椅子に寝っ転がった後は、先生が優しく説明したり声をかけてくれました。
眼が閉じないように固定する機械を装着したり、顔にシートを被せられます。

手術の感想としては、眩しい!!
ライトで照らされているのですが、ずっと1点を見つめているため、光が眩しかったです。不安だった痛みはほとんどありませんでした。

消毒(眼がジャバジャバ洗われている感覚)

メスで切開(光が眩しくて見えず、逆に怖くなかったです)

レンズをいれて固定(押される感覚が地味にしんどかった)

もう片方の眼も同様

体感ですが、両眼ともに10分もかかってなかったです。リラックスは全然できませんでしたが、なんとか耐えてたら終わりました。(笑)
ポイントとしては、とにかく1点を見つめ続けること!だと思います。視点がずれると手術時間も長くなってしまいますので…

めちゃくちゃ不安でドキドキしながら行きましたが、痛みもほとんどなくてあっという間に終わったので良かったです。
終わった後は待合室で休んで、保護メガネをかけて帰りました。まだボヤボヤしていますが、もうすでに視界がクリアになって感動しました。

手術後

クリニックの近場でホテルをとったので、すぐにゆっくりベッドで休みました。痛みはありませんが、ハローグレアで光が眩しいのと、視界のぼやけがあるので、ホテルを予約しておいて本当に良かったです。

目薬を3種類ほど数時間おきに点眼するため、忘れないようにリマインダーしておきました。水色のやつが染みたのが地味に辛かったです。
とにかくその日はスマホを見ずに安静にして、早めに寝ました。

翌朝、目が覚めたら視界が鮮明に見えて感動しました!!
寝起きにメガネをつけずに目が見えることが奇跡のようで、すごく変な感じがしました。

手術翌日は検診をして、問題がなければ帰宅します。1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後に定期検診があって、3年以内は検査が無料にできるので、定期的に見てもらいに行っています。

現在の感想

快適!
この一言に尽きます。視力は両眼1.5で、お風呂場でも鮮明に見えて、コンタクトの煩わしさからも解消され、「やってよかったなあ」と感じています。

現時点では何も問題がなく、光の輪っかも術後に比べたら全く気にならなくなりました。もしかしたら、目が慣れたのかも?
ただ、長期的にどうなのかはもちろん分からないので、定期的に検査をしてもらおうと思います。

何よりも、「眼をもっと大切にしよう」という意識が出てきました。
ICLをしたことで色々と調べ、今まで気にしてこなかったことも気をつけるようになりました。具体的には、

  • 眼をこすらない!

  • 乾燥を感じたら、こまめに成分の優しい目薬をする。

  • 夏は紫外線を避けるためにUVカットサングラスをつける。

  • 暗いところでスマホを見ない。

といったことです。眼は一生ものだし、せっかく高いお金を出して手術したので、これからも大事にしていこうと思いました。

さいごに

今回は、ICLの体験記を書いてみました。また何かあれば追記していこうと思うので、少しでも役に立ったり、また読み返すかもしれない方は、いいねしてくださると励みになります🍵

また、サピアタワー アイクリニック東京のICL手術に関する相談や質問がある方は、XへDMかリプライを送ってください!(Noteのコメントでも🙆)
この記事が残っている限りは、いつでもお返事いたします。


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