デフレ、低賃金、ラーメン2000円以上

皆さん、こんにちは。

大江千里氏のインタビューを見た方も多いと思います。それぞれに意見があるのは当然でしょう。
私、個人の感想をお話します。

内容には共感できる部分もあれば、そうでない部分がありました。

共感できる部分としては、賃金が安いと言うことです。私が社会人1年目の20年前と今で初任給は1割ぐらいしか上がっていません。私が入社したときは就職氷河期が最高潮の時代です。その時代から比べてですよ。
最近では最高益を発表する企業が多い中、人に対する投資は出来ていないなぁと言うのが実感です。
正直、物価って、上がった下がったをそこまで実感できるものでしょうか?
自動車は確実に高くなっている印象はありますが。結構時代の移り変わりで比較できないものも多い気がします。

共感できなかったのは、
外食だけを見て、日米を比較しているとこかな。
アメリカは外食は高いのは間違いないですが、日常生活で家で食事をするための食材なんかは日本よりも安く買える方法がたくさんあります。
ウォルマートやアルディ、ターゲットを見ればわかります。
そこの違いはちゃんと知っておいてほしい。
もちろんオーガニック中心の高価格帯のスーパーはあります。ただ、日本に比べて価格帯の幅が広いです。
社会構造の違いや雇用慣習の違いを見れば、一概に比較できるものではないと思います。
ただ、緊急時の財政出動はアメリカの方が断然機動的ですが。

やはり日本の問題は、たとえワンコインランチでビジネスをしても働く人に高いお給料を払おうとする気概がないことです。
値段が安いから、給料が安いでは何のイノベーションも生まれません。
商品は安くても生産性を高め、働いてる人にはきちんと報いる。
理想論なのかもしれませんか、そのような気概を持った経営者がいないのが、一番の問題だと思います。

最近、デフレの問題でモノの値段が上がらない話は、飽きるほど聞きましたが、誰も値段が安いのが良いに決まってるはずです、安いからこそできる贅沢や自分の満足を高める投資ができるはずです。

議論は一つではないし、知恵を絞ればいろんなことができるというのをわかってほしいと思います。

それでは、今日はこの辺で。

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