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息子が隠していたもの

いつもの様に仕事が終わり、いつもの時間帯に帰宅。

玄関を開けるとだいたい息子(3歳)が出迎えをしてくれる。驚かしたり、すっぽんぽんだったり。私の仕事の捗り具合によって、その演出は嬉しかったり、うっとしかったりする。

限りなく無視に近い反応だったとしても、息子は必ず次の日も出迎えてくれる。


息子のハートは素晴らしい。


いや、


愛って素晴らしい。


月曜日、いつものように帰宅。

息子の出迎えは、いつもよりもぞもぞしてる。

演出というよりは、何かもぞもぞ。

スボンに手を突っ込んでなんやらもぞもぞ。


私)”ただいまー。どうしたん?”

息子)「ただいまー(おかえりの間違い)。かくしてんねん。」

”え??何隠してんの?それでズボンに手突っ込んでんの??”

「・・・・・(無視)」

”何隠してんの??教えてー。”

「・・・・(ぼそぼそ)」

”なんて?なに隠してんの??”


「・・・・ゆび!!」


そう言って走って逃げて行った。

照れてまで言うことか!!しかしほっこりした。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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