何のための契約か?
昨夜はマスター行政書士事務所の遠藤祐二先生が開催する「契約締結実現!マスター養成講座(第6期)」のプレセミナーに参加させて頂きました。
遠藤先生とは4年前に受講した赤沼慎太郎先生主催の財務コンサルタント養成講座の同期(10期生)です。
遠藤先生は再受講を何度か受講されているので、遠藤先生と同期の修了生は他にもいるかと思います。
たまに顧問先から契約書を見て欲しいと依頼されることもあるんですが、慣れてなかったこともあり、ポイントを押さえられていないので、時間は取られるというジレンマがありました…💦
そんな中でそれとなく見ていた行政書士の学校のメルマガを見ていたら、ご縁のある遠藤先生の契約締結マスター講座のお知らせがあり、プレセミナーだけでも価値のあるボリュームとのことでしたので、受けることを決めました。
受講して業務に活かせそうだなと感じたのは利用者さんとの利用契約書や施設外就労の契約内容の精査やアップデートに関してです。
遠藤先生が何度も仰っていたのは、「契約書の作成をゴールにしないで下さい」ということでした。
士業が作りがちな契約書の典型例が「依頼者が100%有利な契約書」だそうです(これを言われて以前はそうだったので、ドキッとしました笑)
私も依頼の時に一番見ていたのは「依頼者に不利な点はないか?」ということです。
可能な限り相手にも逃げ道のある契約内容を考えていたつもりでしたが、長い付き合いを目的とするのであれば、どちらかに有利な契約書というのは揉め事の種にもなりやすいということを改めて学びました。
タイトルにもある「何のための契約か」ということを忘れて契約を締結してしまうと釈然としない関係性になりかねないことは専門家として忘れてはいけないという戒めにもなる講座でした。
最近私も恥ずかしい話ですが、以前は契約書の案を先方に提示して承認が出ればそのまま契約に進んでいました。
契約内容を見直したことで相手に理解を得る必要のある項目はきちんと説明した上で契約に進むようにしてからは気持ちにもゆとりが出てくるようになってきました。
きちんと契約の意図を理解して頂いてからの契約と、基本どちらかにお任せ状態の契約とではどちらが契約後に長い付き合いとなるかは明白ですね。
契約書(BtoB)の本当の意図はどちらかに有利な契約ではなく、「20年関係が続く契約」を目指すというのが遠藤先生のビジョンであることが伺え、同じ価値観を知る機会にもなりました!
是非契約書を見て欲しいとクライアントから依頼を受けたことがあった士業やコンサルタントは「契約締結実現!マスター養成講座」のプレセミナーだけでも受けてみると間違いなく気付きが得られると思いますので、申し込まれてみて下さい(このnoteを見た方であれば、私の紹介ということで参加費が4,400円→3,300円になるそうです)
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