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数年ぶりにケースを入れ替え ~ZZAW C2レビュー~

初期不良で返品となってしまったが、前回のケースはサブPC用だった。ちなみにその後、縦長のアレにしたのは別の機会に…

サイドパネルは100均でDIY

メインPCはメンテナンス性を優先してKEIANの『KT-MEX303』をチョイス。
これはこれで不満は無かったのだが、いざ冬場に入ると部屋が寒く起動させるのも億劫に。そもそもエアコンを付ければ問題ないのだが、30A契約の為に各部屋で暖房をONにするとブレーカーがしょっちゅう飛んでしまう…

※昨年末ついにブレーカーが悲鳴を上げ、分電盤の配線が焦げて危なかった

ならば暖房が効いているリビングで作業やゲームが出来る様にと考え始め、GPU高騰の中でかなり悩んだが最初にゲーミングノートを中古ではあるが購入した。のだが…タバコ臭が酷く、ファンも異音を大音量で出す始末で即返品してしまった。ハードオフのネット販売は状態の表記抜けしてるので買うのはもうやめよう。

じゃあいっその事メインPCを持ち運びしやすい状態にすればいいやと思い、前回のZZAW B2の様なケースを探したところ同メーカーの『ZZAW C2』を見つけた。

普通ならAliExpressがベターなのだろうが、恥ずかしながらまだ購入した事が無く…イチかバチかPrime在庫じゃないけどAmazon経由で購入。

使用しているM/BがmATXの『B450M Steel Legend』なので、どうしてもITXと比べると重くなってしまう。しかし拡張性が増えるのでトレードオフでしょう。

YunExpressでの発送だった
外箱に少し凹みがあったものの、中身は無事
しかし前面にロゴがあるはずだが無かった。別に無くても気にならない…

納期2~3週間とあったが、驚きの5日で到着。どうやらAliExpressからの発送だった様で結局は代理購入みたいな感じに。

『ZZEW』と表記があるページもあったりして、どっちかが偽物なのだろうかと勘繰ってしまった。確かにこのロゴだと『E』に見える…
『Zen Zone Art World』の略称って事ね。

※今さっき商品ページ見たら、到着しなかった人のレビューがあってやはり運次第か…破損も無く無事に到着してよかった。

仮組中にケーブルマネジメントを考えるのが少し楽しい

とりあえず入れてみる。これはギチギチ…流石にプラグイン電源じゃないと厳しいと思ってチョイスしてみたが正解だった。

なお、リアには9cmファンが1つ搭載可能。
電源側には9cm 2つ or 12cm 1つのファンが搭載可能。
その反対側には9cm 2つ or 12cm 2つのファンが搭載可能、だが12cmを搭載するとピンヘッダ周りのクリアランスがかなり厳しくなる。

CPUクーラーも高さ136mmが限界とあるのでサイドフローの選択肢も難しい。元々付けていたのがトップフローの『GI-46U』だったので今回は問題なし。

電源側に9cmファンを付けてもVRMヒートシンクにギリギリ
反対側に12cmファンを2つ付けると最下段のスロットが使用不能、ピンヘッダも隠れる


なんとか組み込んだ

諸々完成したのがこちら。なお、通常は左側にリアパネルが向くようにレイアウトされているが、デスク周りの都合で反転させて設置した。
その為、電源が床に向かって排気するので少し不利。

上部と下部は吸気に、リアは排気にしたがGPU(RTX2060)に負荷がかかるとエアフローはイマイチ。
一応ファンコントロールで騒音を少し犠牲にしてCPU(Ryzen5 2600)はMAX60℃台、GPUは65℃台ほどに。

その他には持ち運びしやすい様にホームセンターでハンドルを購入しDIY。ゴム足が付属がしないのでこちらも装着。反転して置いた為に電源スイッチが底面にあるのである程度高さを持たせた。
Wi-Fiも搭載されてないので空いてるPCIeにM.2経由で増設。

やわらかケーブルでもダメだった

また、GPU補助電源の位置によってはサイドパネルが閉まらないので別途アダプタを付けて回避した。

M/B上のUSB3.0とRakuten miniを接続

ギチギチなのにケース内ディスプレイも試してみたくて設置してみた。
小型モニタといっても基盤むき出しのDIY前提だったり、値段も1万近くするので『Rakuten mini』を『Splashtop Wired XDisplay』経由でモニタリングソフトを表示させる様にしたら思いの外ピッタリだった。

ちなみにZZAW C2にはケース側にUSBポートやオーディオジャック等が一切無いので、M/B上のUSB3.0 20pinを活用してRakuten miniを接続した。
『MacroDroid』を設定し、PC側の電源が入ると自動的にSplashtopが起動してモニタリングの表示を開始する。

なお、2.5インチストレージもプレートを組み合わせてDIYで無理矢理設置している。

ちょっとIYHしてしまい…

総合的には自分なりにカスタムも出来て満足。
これから来る夏場のエアフロー問題があるものの、ある程度拡張が出来るメインPCが組めた。しかし一般的なケースと比べると軽くて持ち運びやすい部類には入るが、やっぱり重さが気になる。
あと組み込みの大変さ。色々と詰め込もうとすると苦労する…が達成感は大きい。

品質は細かい所に塗装剥げがあったり、ロゴが無かったり、底面の足が付属しなかったりとそこらへんは中華クオリティ。あと値段もう少し下がってくれればいいかな(購入時 約9000円)。

さて、ここまでやって今現在バラし始めてしまった。組んでいる内にB450M Steel Legendに不満が出てきて、ちょっとIntelに戻ろうかなと。Sandy BridgeのXeon以来メインPCに返り咲きとなるか…
色々と言われてるAlder Lakeだが果たして。

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