ゆるやかな読書

借りた本を読もうとハンモックに寝転ぶ

ページを開き

最初に気付く

 彼女の香り

ページをめくると香る

強く燃えるわけではない

けれど会いたい自分がいる

それは自分を焼かない炎

心はそこにある

心はここにある

その手に触れる事もできる

その唇に触れる事もできる

想いを綴り

また、ページをめくる

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