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定期的に更新の必要な資格ほど価値あると思っているという話

社会人になってから、私はいろいろな資格を取得してきました。

どんな資格をもっているかは、↓のブログに書いていますのでよければ。

IT・通信業界の資格に関しての個人的感想になりますが、資格には切り口を変えると大きく2つの資格に分けられます。

①一度試験に合格したら、ずっと保有できる資格
②定期的に更新が必要な資格。更新の際、講習や勉強会を受講する必要あり。
③定期的に更新が必要な資格。更新の際、試験に合格する必要あり。

私の持っている資格に照らし合わせますと、以下になります。

①:情報処理試験ネットワークスペシャリスト、工事担任者など
②:普通自動車免許、PMPなど
③:CCIE

①は試験に合格するまでの勉強が結構たいへんですが、合格してしまえばあとは何もしなくてもずっと資格保有者と言い続けることができます。

工事担任者などはそれでもいいと思います。試験で問われる内容は、時が経ってもそこまで変わるわけではないですからね。

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う、、、適当に写真撮ったんだなぁ。。指名手配写真みたいに見える(笑)


ネットワークスペシャリストについては疑問です。私が合格したのって、21年も前です。(笑)

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20年も経過したら、基礎的な部分は変わらないにしても、もはや当時の技術ははるか昔のレガシーなものなわけです。

その資格を持っているといっても、自分が技術力を持っているという証左にはならないなぁ、と思ったりします。

一方、③のCCIEはといいますと、2年おきにCCIEの資格を取得するための最初のオンライン試験に合格する必要があります。(まあ、数年前からCiscoの指定した有料トレーニングを一定量以上受講することで更新できるプログラムもできましたけどね)

このオンライン試験はその時その時の最新の技術を問われる問題に更新されていきます。つまり、2年間隔で自分の知識をブラッシュアップしていかないといけないのです。

こう考えると、長年資格を保持していたとしても、その資格の価値としては

③ > ② >>> ①

だと思っているわけです。

これ、①のタイプの資格でも、その資格をもっていなければ仕事ができないタイプのものは別ですよ。たとえば、医師免許や弁護士資格といったものです。

③によって、ある程度その資格を持つことで資格の陳腐化を防いでいるともいえるわけです。

②のPMPなどは、資格更新までの期間でトレーニングや実務、勉強を実施することで資格に足るスキルを維持することが求められます。

③ほどの厳しさはありませんが、それなりに意識してスキルをキープしていかなければなりません。

このように考えると、CCIEとネットワークスペシャリストのどちらに価値があるかというと、

断然CCIE

だと思っているのです。

現に、自分の経歴を見たときにネットワークスペシャリストを持っていることに着目した人はほぼいませんでしたね。

やはりCCIEを持っていることに対してみんな目が行くんですよ。

もちろん、ネットワークスペシャリスト資格が無駄だとは思いません。基礎的な知識を得るためには良いと思います。

ただ、何年も何年も時間をかけてチャレンジするようなものでもないと思っています。

それであれば、CCNPやCCIEの取得を目指したほうが、効率よく時間を使えるのではないかなと思いました。

まあ、考え方を変えれば、ネットワークスペシャリストは合格したらずっと履歴書に書けますが、CCIEやCCNPは、更新できなかったらなにもない人になってしまうのでそこのリスクはありますかね。

それではまた!

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日々感謝 m(_ _)m


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