v.509 2023年 10月1日
早いもので、もう10月ですね。
先日GFX100 IIのインプレが公開されました ↓
GFX50Rユーザーとしても興味津々でしたよ。
個人的に一番重要だったのが、センサーの読み出し速度について。
というのもウニョウニョした写真を撮っているもので ↓
この技をやろうとする場合は、センサーの読み出し速度は非常に重要になるからです。
結果から言えば50Rの4倍高速。
50R→100S(100含む)で倍。100S→100 IIでさらに倍、の計4倍。
理論上はまだ可能性がありそうだったので「50Rの4倍やれば良いのだろう?やったらぁ」ということで一応やってみましたが、惨敗。
4倍動かしても50Rみたいにはならないというか、コントロール出来ない感じ。
ま、どうでも良い情報ですね。
GFX100 IIで感激したのは毘沙門テックスだったりします。これ良いね。
真夏にずっとグリップしてるのにサラサラ。なのに、グリップはあるっていう不思議。X-T5への貼り替えサービスやってくれないかなぁ。
リアラエース初採用機ってのも注目点だと思いましたが、あんまりリアラエース使ってなかったからピンと来ないし、リアラエースを最後に使ったのも多分2006年くらいなのよね。サッパリ記憶にありませんでした。
でも大学の授業でDP論(現像プリント論ね)って授業があって、そこでリアラエースの構造についての解説があったことだけは覚えていました。第4の感色層とその構造と理由について。あとは眼にはいわゆるマイナスの感度となる領域があるよ、ってところの話ね。
M先生、印象的な授業をありがとうございます。
リアラエースだけど、フツーに使ってると色弱のワタシにはプロビアとの差が分かりませんでした。比べて初めて「おぉ、違うね」って感じ。
ただ、時々「うわコレめっちゃネガプリント」ってカットが撮れるのは面白かったね。なんだろうね、あのネガプリント感。ノスタルジックネガとは違うDPE屋さんとかでプリントした感じの再現で驚きました。
プロプリントとかアマプリントっていう言い方をする場合が、過去にはありましたが、今回のリアラエースは紛れもなくアマプリントです。ちょっと硬いところとか、ネガっぽいシャドー側の伸びとか、ハイライトの再現とか。
ノスタルジックネガから、癖を減じた感じになるのかなぁ。ノスタルジックネガって個人的には難しいと感じていて、ピンポイントで使うことはあっても常用すると全部あの感じになると思っています。
結局「癖」の部分に振り回されて、見方が全部ノスタルジックネガになってしまうって言えば良いのかなぁ。
「どうしても視覚には引っ張られてしまうので、乗れてる時は楽しいけれども、乗りこなせて無い時には振り回されてしまいます」
っていう意味です。
記事にはしていませんが、気になるところもありました。
記事にしなかったのは不具合だと思ったから。
これはDR400%で撮ったカットです。
輝度差がとても大きな場合に、階調補正のジャンルに属する機能を利用するとハイライトエッジの描画が妙になることがあるそうです。
フジに限らず、どの機種でも起こりうるっていう話でした。
過去画像を漁ったら、たしかに他社機でもありました。
こういうRawレベルで効く機能だと、こうした場合に救うのが大変なので、バリエーションを撮っておくことは大事だね。
私の場合はハイライトは飛んでて良い撮り方をしていますが、時には飛ばしたくない時もあるので、X−Pro2含めて自分のカメラではDR200%を常用しています。
100%のが綺麗な時あるし、階調は伸ばせば良いってもんでも無いからね。
そう言えば、フジのカメラ使ってて階調が広いっていう実感がありますが、他の人に聞くと真逆のコメントが多くて驚きました。JPEGの話ね。
デフォは狭くて硬めだけど、ハイライトを-0.5〜-1くらい、シャドーを-1〜-1.5くらいにすると程よい感じになると思ってますが、どうでっしゃろ?
AFに関して。AFの速度とレスポンスはフォーマットサイズが小さいほど有利です。X-T4と同等以上と記述していますが、これは賢さの話であって、その賢さが常に発揮されるか?と言われれば否です。GF55mmとか80mmとかとの組み合わせだとレンズが足を引っ張るので、快適か?って言われると微妙なところ。
AFアルゴリズムはX-T5より賢い感じがします。被写体認識時に粘り強いし検出も安定してる感じだし、精度も良い。
早くアプデしてほしいね。
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