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ボードゲーム好きはヒトが好き「書く習慣」DAY14

こんばんは、どんなに暑くてもどんなに体調が悪くなっても食欲だけはおとろえないゆきまるです。
ちゃんとご飯食べられていますか?
しっかり食べて、しっかり寝て、健康なメンタル作っていきましょう!

今日のお題は「これまで夢中になったモノやコト」
もう数えきれないくらい夢中になったものがあるので非常に悩ましいお題です。
本のことは他の記事でも書いたので、ボードゲームについて書いてみます。


ボードゲームとの出会い


ボードゲームと言ったら何を思い浮かべるだろう?
オセロや将棋、モノポリーやマンカラなどが有名どころだろう。

これらの伝統的なボードゲームに、実はちょっと苦手意識があった。
なんだか頭の良い人しかできなさそうだったし、じっくり考えて何手でも先を読む、みたいなのとてもじゃないけどやる気がしなかった。どちらかというとせっかちで、勢いで行ってしまう私には向かなかったみたいだ。

それに定石や型など、やりこんでいる人とそうでない人とで差がついてしまっているのも抵抗があった。そんな鍛錬したものだけが勝てるゲームなんて面白くない!いや、そうじゃなく楽しめる人もいるのだろうけど。

ともかく負けず嫌いの私はボードゲームというものがあまり好きではなかった。

それが変わったのが、大学生の時。たまたま同じサークルのボードゲーム好きの友人の家で飲み会をした時だ。
とある飲み会のn次会(何次会だったんだろう)。午前3時ころ。
何名かで集まった時に、ふと部屋の隅に置いてあったボードゲーム。
始発を待つまでしばらく時間があるし、1回やってみようという話になった。みんな頭はフラフラだった。

缶ビールと朝焼けと少しほこりを被ったドミニオン。
それがボードゲームとの出会いだった。

もうみんな結構ハマって次回はボードゲームをやるために集まろう、という話になった。

ちなみに私が好きだったボードゲームをざっと挙げてみる。

  • ドミニオン

  • 犯人は踊る

  • ごきぶりポーカー

  • コヨーテ

  • エセ芸術家

  • ラブ・レター

  • お邪魔物者

  • ディクシット

もっとやった気がするな。
ちなみにすべてボードゲーム好きの友達の所有物だった。
多分バイト代全部ボードゲームにつぎ込んでいたんじゃないかと思うくらい買っていた。
彼女のためにボードゲーム好きになった被害者、もとい信者たちが、誕生日プレゼントに買って増えていくというシステム。ちなみにうちの大学、ボードゲームサークルなるものがちゃんとあったらしいのだが、その友達曰く「私の方が数揃っている」ため入らなかったそう。まったくオタクって恐ろしい、好き。

現代ボードゲームの魅力


もともとボードゲームが好きではない私、なんでこんなにはまってしまったのだろうか。

その理由の一つはおそらくコミュニケーションの量だ。

例えば、このごきぶりポーカーというゲーム。

簡単にルールを説明する。
カードの種類は全部で6つ。
ゴキブリをはじめネズミやサソリ、コウモリなどあまりよろしくない虫や動物の絵が書いてある。
自分の持ち札のカードの種類を宣言しながら相手に差出し、相手側はその発言がウソかホントかを見抜くのだ。

例えば私はネズミのカードを裏返し「これはサソリです」と宣言する。相手が「それはウソ」見抜いたならばカードは私に帰ってきてしまう。
ダウトをご存じの方はそれをイメージしてもらえると近い。

同じカードを何枚か集めてしまうと負けになってしまう。
今相手は何のカードを嫌がるか、私が出してもおかしくないカードは何か、情報を絞り込んでその場の空気を読むことが必要になる。

一瞬で情報をさばくこと、あとはウソをつく度胸。
その場その場の真剣勝負。うーん、胸が高鳴る。
海賊みたいに好戦的な人は絶対好きだと思う。

他のゲームにしてもそうだ。

エセ芸術家は、お題の絵を一人一画ずつ書き足して完成させていく。しかし、メンバーの中には一人お題を知らない「エセ芸術家」がいる。
エセ芸術家は他のメンバーにばれてはいけない。他のメンバーはエセ芸術家を見破らなければいけない。

大胆に、堂々と、注意深くあらねばならない。
ためらったら負ける。
そこでは経験や頭の良さ以上に、精神力が必要だ。
伝統的なボードゲームと現代のボードゲームが大きく違うのはそこだと思う。

そしてゲームをすることで、相手の性格が見えてくる。
初めまして、サークルは?出身は?なんて聞くよりも、もっと相手の本質的な一面を知ることができると思う。
ウソをつくのが苦手な人、相手の状況がよく見えている人、協力できる人、単独プレーでガンガン行く人…。
普段、勝手知ったる仲でもゲームをして初めて見る表情もある。

最近では採用活動で人狼というボードゲームを取り入れている会社があるというのも納得だ。

勝ち負け以上に“人”を知ることがおもしろい。
この夏に親戚や友人と会う人、ぜひお一つ携帯してボードゲームに触れてみてほしい。

おわりに


学生時代は人が集まる機会がいくらでもあった。
社会人になるとそうもいかない。
最近全然ボードゲームできていないのがさみしいなあ。

多分熟練した人っであれば、囲碁とか将棋とかでも相手とかなり濃い思考のやりとりというかコミュニケーションができるんだろうな。

ヒカルが「佐為はここにいる」って言ってたもん。
私にはできないが、そういう境地にいる人たちが感じる魅力は想像できる。
素敵。

おやすみなさい






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