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休日は、ちょっと違うところへ「書く習慣」DAY13



朝、聞きなれた目覚ましの音で目が覚める。
休日は平日よりも早い時間にセットしているのに、いつもよりぱっと目が覚める気がする。

ゆっくりと白湯をのみながら、4枚切りふっくらした食パンをトースターにセットする。
いつもは作らない甘いオムレツをバターをたっぷり使って丁寧に作る。
仕事のある日は、フライパンを温める時間なんて待ってられないけれど、休日だからできる半熟とろとろのオムライスだ。

香ばしく焼けたトーストに大好きなクランベリージャムをつけたら休日限定モーニングの完成だ。
平日はすぐおなかが減ってしまうので、朝ごはんは決まってお米。パンを朝食にできるのは休日だけなのだ。
小麦とバターを口の中で楽しみながら、今日は何をしようか考える。
今日一日、私はなんでもできる、朝食の時間は無限の可能性でいっぱいだ。

いつもと違う場所へ



よし、今日は前から行きたかったブックカフェに行こう。
SNSで見つけて気になっていたところだ。
ブックマークしていたお店のホームページを見てみる。
絵本専門のブックカフェで、外観はピーターラビットにでも出てきそうなあたたかさがある。
物語に出てくるような素朴なおやつもおいしそうだ。
人参ケーキ、木の実のクッキー、味噌ころりん…
味噌ころりんってなんだろう?気になる。

休日は、できるだけいつも行かないところに行くことにしている。
新しいものに触れるのはとてもワクワクするが、それなりに心の準備も必要なのだ。
くたくたの頭と体ではせっかくの新しい出会いを全力で楽しめない気がするし、そもそもどこかにいこうという気力が起きない。

疲れたときは慣れた場所で心を癒す。
元気なときに、自分の陣地を広げること。
私のちょっとしたライフハック。

電車を乗り継いで地図をたどって…ちょっとした非日常感があるのもいいじゃない。
ちょっと違う料理、ちょっと違う道、いつもの本屋でもちょっと違う売り場へ行くのもいい。
本、食、場所、人…素敵な出会いがありますように。

午後の読書時間


素敵なカフェをまた一つに見つけてしまった。
気になる他のお菓子もテイクアウトして自分へのおみやげ。
好きなものが増えると、その分世界が少し自分のものになったような気がする。強欲かしら。

帰りにスーパーで買い物をして帰宅。
休日は出かけても午後3時ころには帰ることにしている。
帰っても「まだ今日一こんなにある!」と、なんだか得をした気分。
程よく動いてあとはおこもりモード。

洗濯と皿洗いをさっと済ませて、ドリップコーヒーをきっちり入れる。
粉は12グラム、お湯は200グラム。
時間も分量もちゃんとはかったコーヒーのおいしさを知ってしまったら、もう適当になんて淹れられない。

部屋中にコーヒーの香りと、おみやげに買ってきたお菓子を用意して準備万端。
リラックスした部屋着でラグに寝ころびながら午後の読書時間を過ごす。
今日はほっこり、優しい物語が読みたい。
そういえば、「満月珈琲店の星詠み」の続編、まだ読んでなかったな。
買っておいてよかった。
今日の気持ちにぴったりの本だ。

読みながら寝落ちするのもまた好きな休日の過ごし方の一つだ。

おわりに


いつもいいねをくれる方の記事をのぞいてみました。
短編小説みたいで、思わずくすっとしてしまう書き方が新鮮でしたので私も挑戦してみました。

読んでくれる方、フォローしてくれている方、noteじゃないと出会えなかった方たち、ここにいてくれて本当にありがとうございます。

おやすみなさい






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