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#23 世界遺産検定マイスターの理想像みたいなもの

前にも書いたとおり、世界遺産検定マイスター&世界遺産アカデミー認定講師として活動しております
自分はまだまだこの境地には至っていないのですが、こうあるべき、こうありたいといったマイスター像を少し書いてみます

◾︎世界遺産の生き字引

マイスターですって言うと、「じゃあ世界遺産のことはなんでも知ってるんですね」とか言われます
私は一夜漬け的に受検してたので1級合格してますけど、遺産に関する記憶は相当抜けてしまっています

もちろん「こんな感じの世界遺産あったよね」くらいにはそれなりに覚えていますが、テキストを見ないと詳細な説明はできません

なので、色々聞かれても微妙に誤魔化すような返答になってしまうのが、申し訳ないなぁと思います
多分、そういう風に聞いてくださる方って、こちらがマイナーな世界遺産とかを詳細に説明して、「すごいですね」と返すところくらいまで想定してるんだろうなぁ、とまで想像しちゃいます

できれば、テキストに書いてある適度のことはスラスラと言えて、プラスアルファの知識まで披露できるといいなぁと思います
その域に達するにはテキスト擦り切れるくらいまで読んでて、さらにアウトプットも定期的にやるくらいじゃないとダメなんでしょうね

精進せねば!

◾︎理論的な考察

単純な知識量だけだと1級リスタを何度も合格されてる方のほうが上かもしれませんマイスターだとその知識をどう活かすのかっていうところが大事になってきますよね

検定の問3で問われているような内容について、色々な角度からの考察ができるようになりたいです

世界遺産の理念というかユネスコの理念というか、物事を多面的に捉えて、かつ、多様性を認めるというスタンスが大事です

ある事柄について、肯定的な立場だけでも否定的な立場だけでもダメで、適度なバランス感覚が必要ですよね

「心の中の砦」は、頑強に何かを拒絶する防護壁ではなく、物事を様々な角度から捉える「見張り台」のようなものではないでしょうか

そんなスタンスを保ち続けられたらいいですよね

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