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カンバン方式を押し付けられることに対するちょっとしたイチャもん

上記リンクによっておさらいしましたが、前から聞いていたことは主に

在庫をもたないことや、七つの無駄、モノの流れと情報の流れについて

ということですが、正直、私自身正確に理解できていない点もある程度認めます。まぁ、実際かんばんを運んでみないとやってみないとわからないところがありますが。

また、ある程度は克服はしましたがかなりの車嫌いだったため

トヨタ発祥ということでアレルギーにも感じていました。トヨタ博物館にも足を運び、理解しようとしましたところもあります…

私の上司はもともと新卒で製造業の会社にいたせいか、これに深く感銘を受け、この本文のタイトルのように押し付けてはきませんが、生産活動つまり仕事中ことあるごとに実践しているでしょうし、今の日本社会に広く浸透し支配していると思います。どの業種でも用いることができるとネットにもあります。ただ、上司の実践していたことは後工程から前工程への情報の流れをつくることを実践していたと分析しますが。

私も一時期、製造の現場で働いた経験はありました。しかしそんなに部品を組み合わせるという現場でなく、単にラインでの単純作業というか部品の欠品とかいうより、単純な肉体労働のコンベアからパレットへの製品の移し替えが主な担当で、たまに他に原料の投入作業などをやるだけの、言ってみればバイト労働でした。特に上司やトヨタ支配にたてつくわけではありませんが、このかんばん方式では、感じてしょうがない何だか心理の上でマイナスなものを抱くことがあります。

ただ、ネットにあるようにデメリットもあるようで、ああそうなんだと知りました。

それでは本題の私のいちゃもんですが、まず、在庫を置かないということに前に述べた心理的なマイナスを生んでいると思うので、はっきりズバリ言うと大丈夫かな、というものでした。

何故か…?

まずは仕事のときのことではありませんが、在庫を置かないことについてあまりいい気がしません。コンビニなどは物が売れたら配送センターから一日に何回か運んでくるようですが、もしコンビニで商品が売り切れなら、一日に何回かのその配送トラックを待っていないといけないわけでしょうか?

実際こないだ何だったか忘れましたが、商品が売り切れでよそのコンビニに買いまわる羽目になりました。

また、家電製品や電話機を家電量販店などで手に入れるときに在庫があると客としては今スグ手に入れることができます。今でも通販と店舗で同じ商品を購入するときに店舗で手に入れたほうが、入手のため宅配の時間のほうが長くかかる場合があるので、通販を選ばない場合もあります。

在庫がないことは工場内の限られているかもしれないスペースが空くことになること、またはその場所がいらないというメリットはよく言われますが、似たようなことに感じるバイトのときの作り置きについてはこうでした。自分のケースのコンベアからパレットに積み替えていたことは述べましたが、その積み替える製品がなくなったら前工程で作り置きを確保しておくと、今からそれを作るのでなくリアルタイムにそれを取りに行くことができることができ確実に手空き時間が発生しないし、一度に運ぶ作り置いた製品が多ければ多いほどそれを取りに行く回数が減ることになるので製品の出荷までの時間が減少します。それゆえ在庫量=仕事が安定する安心感。これはあると思います。

また積み替えの合間の時間に、なくなった積み替える材料を取りに行くというイレギュラーな対応が断片的で増えるかもしれません。

かんばん方式では作り置きをできるだけ少なくするという考えですが、その加工をする担当にとって納期をつめられることと同じに思います。かんばんをもとに部品を作らないといけないのですが、かんばんが来てから部品を作り始めるのでしょうか?看板の枚数以上作りすぎてはいけないので手すき時間を作らないように断片労働が増えそうな気もします。まとめて作る利益、まとめて休むことができなくなりそうに思えます。

結局共同作業では誰かに手すきができないようにスピードを調整することは決してサボり行為でないし、どこかに作り置きができてもそれを置いておく邪魔にならない場所と確実に売れる見込みがあれば別にいいと思います。

まあ、小ロット向けというのでしょうか?
工場全体に流れを作らなければならないというのはわかりますが。


また、これらの経験から在庫を備えておく場所になる倉庫の役割に興味を持ったので、必要性に気付いたので倉庫会社の株式を購入して結果的に投資をしたり、今やっているのは物流企業での全く倉庫労働というになるでしょう。

そんなにトヨタを嫌っているわけではありませんが私にはこのやり方ではキャッシュメモリが小さかったり、またそれが存在しなかったりするコンピューターにたとえられると思うのですが、果たして私は間違いでしょうか?

私から述べさせてもらうと、かんばん方式はその無駄を省くことを過度に追い求めると欠品が生じるかもしれないギリギリが好きなアブナイかもしれないやり方という、ちょっとしたいちゃもんでした。

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