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えひめへの旅をふりかえって

人生は旅という見方が好きでもある。ただ、その旅は折り返し地点を過ぎようかという、もう若い人でもなくなりつつあるが。しかしその分だいたいの国内には行けたし、旅を満喫していた半生であり、数多く旅人がいながら負けない心を持つぐらい”旅が大好き”な20代、30代ぐらいの若者だった。

最近は旅行からは遠ざかっているがフリーランスゆえ時間はないわけではない。この辺が全うなサラリーマンとは違い旅行にのめりこんでいった理由だろうか、いやそれが適切であったか。

今、これらを旅したことでどういう心境か。思い出すのはどんな土地か。
それは一言では言い表せないが、未だ知らぬ土地には知らない自分がいる

元気をくれた街、えひめ

この記事を書く前の2年ぐらい前、2020年ごろ旅行したときのことである。私の住む町は関西なので、人によってはえひめのある四国はそう遠くはないと考える人もいるだろう。確かに一泊二日の旅好きな私からも小旅行といえるが、私の最近の旅のスタイルには作法ができてしまっている。また旅路というのはいつの日もそう楽勝ではないというのが私の思うところであるが。

まあ、どういった旅の作法か、手っ取り早くどんな旅であったかを箇条書きに述べると

・自動車、マイカーでの旅行
・高速道路はなるべく使わない
・マンガ喫茶での格安な宿
・似たようなスポットを巡る旅たとえば、道の駅、お城、ミュージアムなど

であるが、ここえひめへ向かって瀬戸大橋だけ高速道路をつかい銅山のミュージアム、松山城、道後温泉、有名と思う作家の司馬遼太郎の小説のひとつである坂の上の雲ミュージアム、途中道の駅を巡った旅だった。

自動車、マイカーでの旅行についての特徴で言えることは、一番に喧騒から逃れることができることである。可能ならば自動車やマイカーを使って山道があればであるが山の中や、田畑のなかや人のいないところに行けるので、そこで落ち着くことができる。鉄道駅前のようなせせこましい、窮屈な空間から逃れ、ふと我に返ることができるのではないだろうか。まあ、鉄道での旅行でも全く不可能というわけではないと思うが。

マンガ喫茶での寝泊まりは個人的な興味かもしれないが、やってみると面白いと思う。治安面、健康面など不安にも思う人がいるが、男性二人の旅でもあったので、全くに近いほどといっては言い過ぎだが、あまり気にすると収穫を得ることができない。最も近年は個室で立派なカギまでついて防音、パソコン付きで旅の時のやりやすい情報収集、などその進化が面白いと思う人はわたしだけでないだろう。

ミュージアム巡り、道の駅巡り、お城巡りなどの同じようなものの違いを楽しむといった一風マニアックな目的地への旅は私のかつて投稿した記事があるので参考にしてほしいと思う。

元気をくれた街えひめと題しているが、これについてはえひめのアーケードの商店街を歩いている時、強く感じたし、なぜかわからないが行ったときに若い人が大都市と違ってのびのびとショッピングを楽しんでいるような気がしたからか、通りが大きかったからかかわからないが。

あと県庁所在地に特有の人口が多いことによる乗用車交通のきびきびした動き、しっかりと街を構えていなければならないという行政のやる気も感じないものではなかったし、少し記憶からは遠ざかりつつあるが、確か洋館なども存在し、こう考えた今、それはそれは楽しい旅であったとふりかえるものである。

一番最後となるが、私のかなりお伝えしたいことだが、この旅のゴールの松山市に入るときの峠道というか切通しというか山道というかがずっと続くドライブは誰もが閉口し静まり返る、いい道だと思う。自動車のエンジンの頑張りが聞こえてくる。調べてみたら桜三里という落武者平家に関連する道でもあり、この点、この国道11号線を維持管理されている行政の方々にはお世話になったことになるし、ドライブをしない人にとってはわからない、嫉妬すらされるかもしれないが、この上なく楽しかった。

これにて #わたしの旅行記  を記す






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