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大国の戦略 2024/6/20

先日、久しぶりに結婚式に呼ばれたら、650人ぐらいの出席者で超盛大でした。

やはりお祝いの席は良いものです。
アスリート同士の結婚式で、私も懐かしい人達にも会う機会ができて大変楽しかったです。

高校生の時、私は科学に一瞬目覚め、宇宙の真理を突き止めようと夢見ていました。
数学や物理の難問に挑戦するのが好きで、全国模試などでもT大やK大合格ラインに到達してたので、少し調子に乗っていました。
しかし、ある数学の難問を私が深く考えた末に解けた時、隣の席にいる同級生が一瞬で解いたのを目の当たりにして、「ノーベル賞を目指す人はこういう人なのだ」と実感し、その道へのテンションが一気に下がりました。テストでトップを取る実績はありましたが、本当に高度なレベルになると、全く違う世界だと感じたものです。(この友人は、本当にノーベル賞を目指す道に入りました)

そんな天才達の道をいくことなく、私は普通に社会人になりましたが、営業成績や事業成果では、在籍していた大手企業やベンチャー企業の中でもトップを取ったり、業績などで表彰されることもあり、多少は天才扱いされたこともあります。
そこで、高校の時の勘違いが再来し、いつしか、「自分でやった方がもっと凄いことができるのではないか」と思い、起業に至った面もあります。しかし、起業家の世界はサラリーマンとは桁違いでした。孫正義さんやイーロン・マスクのような人たちのように、ゼロから作り出すパワー、地頭、リスクテイク、発想力が全く異なると実感しました。
またもや勘違いでしたが、挑戦し続けることの重要性が学べて本当に良かったです。まだ修行中ですので、こちらのテンションは下がっていませんw

2017年の国際連合の予想では、日本は2030年までに200万人の外国人就労者を迎えるのだと華々しくセンセーショナルに発表されていました。(2017年当時は128万人)

これを見た時、私はこんなものではなくて、もっと増えるのだ、と思いましたが、実際に、外国人就労者は2023年時点で既に200万人を突破しています。(在留者では300万人以上)

私は日本が1000万人の外国人在留者を"目指す"べきだと考えています。予想や推計ではなく、外国人業界の当事者の私として"目指す”という意味です。

ちなみに、YSタレントは5年で1万人の外国人就労支援を目指しています。

私も国も会社も受け身では、こんな数字は絶対にいきませんが、これから私はもちろんの事、各企業や国も積極的になっていきますので、到達すると期待しています。

日本人の1割以上が外国人になる計算ですが、保守的な日本人が不安視する治安はむしろ良くなり、日本の国家意識の高さから、外国人が文化的思想的にアジャストしつつ、多様性が生まれると確信しています。逆に国家意識が低くて、民族意識が高いアフリカや中国のような国は他民族にすると国としては難しくなるでしょう。

今やコンビニの大半が外国人スタッフで運営されていますが、バックオフィスの弁当や惣菜の製造も外国人が担っています。このように、既に外国人が支えている業界は増えていますが、これからはスタッフだけではなく、リーダーやマネージャーとしての外国人も増えてくるでしょう。これまでの日本は一定期間働いたら帰国を促す制度や考えでしたが、今後は長期滞在や永住も歓迎する方向に変わってきているからです。その意味では、今は上限が5年の外国人の脱退一時金の更なる見直しなど、精度的にも変更が改善が必要です。

私はサラリーマン時代から、小さな成果をすぐに出すことを心がけていました。新入社員の初配属日で顧客を獲得し、驚かれたこともありましたが、小さな結果をすぐに出して、それを積み重ねることで大きな成果につながります。弊社に入社してくれる社員も、何でもいいから早く結果を出す人が最終的に信用できる人の確率が高いです。

外国人材の受け入れも試行錯誤の連続ですが、一歩一歩結果を出し続けることで、最終的には国としては1000万人、YSタレントとしては1万人という数字に到達できると信じています。宇宙の真理は天才じゃないと解明できませんが、こちらの数字は意思と継続と、世の中の流れ的にも実現可能な世界で、私的にはテンションの下がりようがありませんww

日本は人口減少を受け入れて小国として生き残るべきだ、という意見もありますが、日本は小国の勝ち方を歴史的に知りません。多言語を操るのが当たり前の小国とは異なり、日本は外国語が苦手なことでも性質的に難しいと思います。私も途中から英語を覚えたタイプですが、それまで、いかに自分が話せなかったことを自覚しました。日本人の英語はとてつもなくダメダメなのはある程度話せるようになってからわかったものです。(仕事も言葉もできてると、勘違いしている時が一番危ない)

今は、外国人が日本へ先進国、経済大国として認知して、世界で最も難しい日本語を学習して来てくれています。まだ日本が大国のうちに外国人の助けも借りて、大国を維持することが大事だと思います。しかし、そのうちに先進国同士の競争も激化し、発展途上国も経済成長をしていきます。今のうちに、外国人に日本にきてもらい、本人達がキャリアを形成し、日本もしくは母国に貢献できるような状態を作り出すべきです。

これは日本側からの一方的な利益かというと、そうでもなく、東南アジアをはじめ諸外国は国として発展すると格差も拡大します。日本のような国民全体的に生活が安定するという経済大国は珍しいもので、世界一の大国であるアメリカをはじめ、どの国も、この点では苦戦しています。安定した生活という意味では日本の価値は高いのです(ただ、個人的にはもう少し刺激的な国でもいいのですが)

近い将来、私が夢見た宇宙に、日本からも頻繁にロケットが打ち上げられ、宇宙の真実も科学で解明されていくでしょう。(科学は論理なので、宇宙に行かなくても真理を解明できますが、科学で解明したことが宇宙で実践されていくという意味です)
そんな未来へ向けて、YSタレントは多様な人材の育成と共生を進め、日本の会社を支えていきながら、新しい時代を築いていきたいなと思います。

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