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女が恋に生きるなら、男一代漁師家業

僕がプロレスに興味を持ったきっかけは、
上司が「これおもろいよ」かなんか言って
勧めてくれた鈴木みのるの本だった。
確か「プロレスで自由になる方法」
とかいうタイトルだったように記憶している

曰く
「プロレスは頭脳戦である」
「プロレスは詰将棋である」
みたいな内容で、大変に興味深かった


んで、
翌年始に行われた「イッテンヨン(東京ドームで開催される新日本プロレス最大のイベント。毎年1月4日に開催)」に行ってみた

その時の、
初めて生でプロレスに触れた感覚は
今でも忘れられない

ド派手な演出。
リング狭しと跳躍するレスラー。
酔いも手伝い叫ぶ観客。

メインマッチは確か
オカダvs棚橋
だったか

これはもう、
言葉にするのは野暮ったい。
強いて言うなら
心が震えた
て感じな感じの感じ感

2人の強烈な個性。
鍛え上げられた肉体。
衝突するエネルギーの爆発。

観客とレスラーが呼応し合い、
全体がひとつになる
祝祭的な空間は
むっさ、心地良かった

って言葉にしてもーた
ダメじゃん




さて、そんな新日本プロレスを
立ち上げたのは
誰あろうアントニオ猪木だった

僕はもちろん猪木の試合を
生で見たことはないし、会ったこともない
本人のこともあまり知らない


だが彼が残した遺伝子たちは今もこうして
我々を勇気づけ、
鼓舞し、
闘魂を注入し続ける


さようなら猪木さん
ありがとう

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