見出し画像

激坂!!五剣山ヒルクライム 2020/10/21

今回登ったのは85番札所八栗寺の有る五剣山(八栗山)です。
八栗寺にはケーブルカー、もしくはその脇にある登山道で登るのが一般的ですが、実はケーブルカーの八栗山上駅のすぐそばまで車でも登ることが出来ます。
そしてロードバイクで登ることも不可能とは言えません。

1基本情報

二つ池親水公園から山上の自動車回転場まで
全 長 2.1km
標 高 230m
高低差 207m
平均勾配 9%
最大勾配 24%

使用機材 SPECIALIZED TarmacSL6 Disc (F50-34 R12-25)

2二つ池親水公園まで

画像1

八栗山上へと続く道(県道145号線)は、JR四国高徳線の讃岐牟礼駅と琴電志度線の八栗新道駅に挟まれた国道11号線八栗新道交差点からスタートです。
出だし1kmは普通の田んぼ道。軽く登った所に噴水を吹き上げる溜池が現れます。

画像2

この溜池の北側は公園になっていてベンチやトイレが整備されております。
そしてこの池の向こうに山へと登って行く道が続いているのです。

3登坂

さて、二つ池親水公園を通り過ぎるといよいよ本格的なヒルクライムです。
ここから山上の自動車回転場までは僅か2kmの距離ですが、ほぼ400mごとに斜度が変化していきます。

登り口の400mは平均斜度7%。道の脇には畑や溜池も有って、まあ普通の山道です。
先ずは心拍を上げないようにゆっくり登って行きます。

画像3

そして見えてきました。急勾配標識。
その斜度何と21%。
気休めではありますが21%の坂がこの先ずっと続くなんてことはありません。
今回のヒルクライムで一番きついのはここからの400mです。
平均斜度は18%。
詳しくは分かりませんが最大斜度は24%くらい有ったんじゃないかと思います。

ハッキリ言ってきついです。
ダンシングだと上死点、下死点でクランクが止まってしまいそうになるので、ある程度のテンポを維持するために上半身の筋肉まで総動員してのペダリングです。
当然のごとく心拍が跳ね上がります。
またシッティングだと車体が傾いている為、お尻にサドルの先端が突き刺さるぐらい前乗りしないとペダルが回せません。

100m、200m・・・。

ヒルクライムのテクニックで「つらくても顔を上げると呼吸も気分も楽になる」という話をよく聞きますが、この坂で顔を上げると延々と続く激坂が目に入ってしまう為、顔を伏せてひたすらペダルを回す事に集中します。

画像4

あと少し、あとちょっと、と自分に言い聞かせつつ我慢の400m。
真新しい擁壁が見えてきたら激坂区間の終了です。
ここだけの話、足付き無しでこの区間を通過できたのは初めてでした。
これも機材ドーピングのおかげですね。

この後の400mは平均斜度11%、さらに次の400mは平均斜度8.5%。
決して楽な登りではありませんが激坂区間に比べれば楽勝です。

画像5

道路の右側に下りの急勾配標識が見えたら登りはほぼ終了です。
ここから先は平坦と言ってもいいくらいです。

4山上

画像6

山上の自動車回転場にある車止めでロードバイクを降りて、徒歩で散策してきました。

画像7

八栗ケーブル八栗山上駅の降車口を出たところが展望台になっているので屋島を眺めながら一休みします。
景色を眺めながらヒルクライムの達成感に浸るのは至福の一時ですね。

画像9

その後、八栗寺にもお参りです。
何というかこのお寺の荘厳な雰囲気は独特ですね。
本当に癒されます。

5蛇足

画像10

帰り道、KAGAWA Cycling Map の牟礼~高松空港ルート(高松志度線)を走っていると自転車の文字が目の端をかすめました。
サイクルショップの看板をサイクルショップと見間違う事はたびたびですが、のぼりには確かに自転車の文字が書いてあります。
自転車を降りて確かめると、ドリンクの自販機に並んで自転車用品を扱う自動販売機が設置されておりました。

画像11

ちょっとガラスが光って見にくいですが自動販売機の中にはいろんな商品が並べられています。
ボトルケージ、ドリンクボトル、ワイヤー錠、フロントライト、リアライト、700cチューブ、20インチチューブ、輪行袋、指切りグローブ、CO2ボンベ、etc

この場所は何回も通っていたのですが今まで気付きませんでした。
ここ1、2年に設置されたのではないでしょうか?
場所は有名な料理屋さん「郷屋敷」からちょっと志度方向に行ったところ、羽間交差点のすぐ近くです。
以前、まったく別の場所で自転車用品の自動販売機を見かけたことは有りましたが、ここまでの品ぞろえは有りませんでした。
ビックリです。
今度、自販機の前を通ったら何か試しに買ってみようかと思っておりますw

2021/03/07 追記
今日自販機前を通ったら、サイクルパーツ自販機がなくなっておりました。確かにあまりサイクリストを見かけるルートでは無かったので需要が無かったのでしょう。
五色台や庵治の周回ルート上ならもっと話題になったかも・・・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?