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屋島ヒルクライム(屋島スカイウェイ)2020/08/12

まずは私にとって一番身近なヒルクライムポイント。屋島スカイウェイの説明をさせていただこうと思います。
屋島には中学校の遠足以来幾度となく登ってきましたが、今回走った屋島スカイウェイが自動車専用道路から自転車でも登れる一般道に変わったのは2018年5月からです。
ちなみに一番身近と言っても、決して早く登れるというコトではありません。悪しからず。


1 基本情報

屋島スカイウェイの基本情報は(おおよそ)以下になります。
全 長 3.66km
高低差 266m
平均斜度 7.3%
最大斜度 10%

使用機材 SPECIALIZED Tarmac SL4 elite (F50-36 R12-25)


2 登坂

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国道11号線、高松北バイパスの屋島交差点を北に曲がるとすぐに屋島スカイウェイの登り口が見えてきます。
正面に見えるのは屋島神社の鳥居です。
鳥居の左右は観光施設「四国村」の駐車場になっていて、スカイウェイは右へとカーブを切って登っていきます。
いきなり10%の激坂がお出迎えですが、この斜度が頂上まで続くわけではありません。

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「四国村」の前を過ぎるとちょっと広い平坦部が現れます。現在はコトデンバスの「四国村」バス停になっていますが、ここは屋島スカイウェイが有料道路だった頃の料金所跡になります。
さて、料金所跡を過ぎるとまた斜度がだんだん上がっていきます。
斜度は5〜9%くらいの間でゆっくり変化しますが、登り口から1kmを過ぎたところで道路の海側に1つ目の展望台が現れます。

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ここまでで約1/3。休憩がてら源平古戦場を見下ろす眺望を楽しまれるのも良いでしょう。
ただ、登り側の道路がブラインドコーナーになっていますので道路を横切るときはくれぐれもお気を付けて。

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展望台を過ぎると今度は「ミステリーゾーン」の看板が現れます。
ミステリーゾーンというのは道路の斜度が9%→2%→9%と急激に変化するため、9%区間に挟まれた80mほどの2%区間が上り坂にもかかわらず下り坂に見えてしまうというのがその正体です。
自転車で登っていると9%の坂が厳しくてミステリー具合を楽しむゆとりはありませんw

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ミステリーゾーン区間を過ぎるとすぐに2つ目の展望台が現れます。
ここで休憩しても良いのですが、展望台のすぐ先に屋島スカイウェイ唯一のトンネル(屋島隧道)が有りますので、夏の日差しを避けるにはここがお勧めです。
ただ路肩のスペースは狭いので、自動車や歩行者には十分な注意が必要です。

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このトンネルを抜けると、屋島北嶺の東斜面から西斜面へと通り抜けますので、ガラッと景色が変わり、ゴールも見えてきます。
ただ、トンネルを抜けて頂上の駐車場までの約600mは8〜10%の斜度が緩むことはありません。最後の頑張りどころです。


3 駐車場

自転車は屋島山上の駐車場には無料で入ることができます。
自転車用の入り口は自動車用ゲートの手前に有ります。

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駐輪場所もそのすぐ先に設定されていますが、残念なことにサイクルラックは有りませんでした。
基本的に駐車場内であれば自転車に乗っていても怒られませんが、遊歩道は全て自転車は進入禁止です。
84番札所屋島寺や獅子の霊巌展望台を散策しに行こうと思うなら最低でもSPDシューズ、できればウォーキングシューズに履き替えることをお勧めします。


4 下山

苦しい登り坂も帰り道はご褒美の下り坂です。
また、下りは道路の海側を走るため瀬戸内海を見渡す眺望も最高です。
景色に見とれてガードレールからダイブしないようにくれぐれもご用心を・・。

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屋島スカイウェイの登り口まで戻って来ると『登坂』の項でもふれましたが、休息がてらに散策できる観光スポットが2つあります。
一つは四国の文化財的建造物を移築展示している「四国村」、もう一つは徳川家康を祀る讃岐東照宮「屋島神社」です。
また変わったところでは、屋島神社のすぐ裏手に廃線になった屋島ケーブルカーのプラットホームとケーブルカーの車両が残されています。
こちらも四国村の一部として遠隔保存してもらえませんでしょうかね・・

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