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DATA Saber挑戦メモ ~Ord5~

こんにちは。DATA Saber挑戦中のysもり⊿です。
 Apprenticeの旅も残り50日を切ったところですが、Ordial5の挑戦メモを書いていきます。
 写真は、岩手県の北上川沿い、桜の名所でもある北上展勝地です。GW中に桜を楽しめる時期もありますが、今年の5月に出かけた際は既に緑でした🌳 奥に見えるのが桜の木です。桜は見られませんでしたが、菜の花がきれいで、散策しながら良い息抜きができました。

Ord4を振り返って

Ord4では、一部の人だけでなく、全ての人がデータリテラシーをもち、データを見る人、見せる人が相互にコミュニケーションできる世界を目指して取り組むことを考える旅でした。Ord2~4は連続して1回目不合格😢 旅のペースも亀さん🐢状態で、心が折れそうになっていた時期でもありました。今回はどうなることやら・・・それではOrd5の旅へ!

Ord5のなるほどポイント

《Q1》 サブカテゴリの売上を以下のように分類し、それぞれのサブカテゴリがどこに属するかわかりやすいように表現してください。また、サブカテゴリはカテゴリごとにまとめておいてください。
(2000万円以上/1000万円以上/500万円以上/500万円以下)

上記売上金額の分類について、計算フィールドの作成を行い、マーク→色で表現する。(IF/ELSEIF/ELSE関数を使う。)

【売上金額の分類を計算フィールドで作成】


《Q2》 売上と利益に関するダッシュボードを作りたいのですが、スペースが狭すぎて見づらくなってしまいました。売上と利益を同時に見る必要はなく、ボタンを押して切り替えるようなレイアウトにすることはできませんか?なお、本設問ではVizの形や配置を変える必要はありません。

【Q2設問ダッシュボード】

売上または利益を選択表示させるためのパラメータを作成する。

【売上または利益を選択表示させるパラメータ編集】

作成したパラメータを使って売上と利益を切り替えて表示できるように計算フィールドを作成し行に入れる。(IIF関数を使う。)

【作成したパラメータで計算フィールドの作成】

上記で表示させるパラメータと逆のパラメータを色で切り替えて表現するための計算フィールドを作成し、マーク→色に入れる。(先ほど作成した計算フィールドと売上と利益が逆になるように作成する。)

【マーク→色で表現させるための計算フィールド作成】

これにより選択したパラメータはグラフ表示され、もう一方のグラフ表示されていないパラメータは色で表現できる。

《Q3》 1行単位の利益金額1万円ごとに区切ったとき、どの価格帯のオーダーが最も多いでしょうか。なお、区切る金額は見る部門によって違うことがあるようなので5千円ごとに5千~2万円で変更できるようにして下さい。

利益のビンを作成し、パラメータを編集で5千~2万円で5千円ごとに表示変更できるように値の範囲を設定する。

【利益ビンのパラメータ編集】

利益のビン毎のオーダーIDカウントの最大値が色で表現できるようにするため、計算フィールドを作成し、マーク→色に入れる。

【オーダIDカウント最大値を色で表現】


《Q4》 顧客ごとの数量と利益の分布をみたとき、数量が多いときに利益が上がりやすい傾向にあるカテゴリ・地域の組み合わせはどれですか?
なお、R-2乗やP値は考慮しなくてよいです。

数量と利益の顧客毎の散布図を地域とカテゴリ毎にみられるように表現する。これにアナリティクス→傾向線から傾向線を表示する。

【散布図に傾向線を表示】


《Q5》 カテゴリごとに顧客区分の売上の割合を見たとき、「大企業」で売り上がった比率が最も大きいカテゴリはどれですか?
割合は各カテゴリを100%として計算してください。

合計(売上)をカテゴリ毎に表示して、顧客区分を色で表現する。各カテゴリ毎に割合100%で表現するため、表計算の編集で表(横)で計算に設定。

【表計算の編集→表(横)で計算】


《Q6》 2016年に、1カテゴリ単体で20万円以上購入している顧客を教えてください。1カテゴリごとに切り替えて表示できるようにしてください。

合計(売上)を顧客名毎に表示し、2016年でフィルターし、カテゴリはフィルタで表示切り替えできるように設定。売上合計が20万円以上の顧客を表示できるように、フィルタの条件を設定する。

【フィルタの条件設定(売上20万円以上)】


《Q7》 各地域ごとの売上TOP3サブカテゴリを見たとき、全ての地域で存在している(TOP3にランクインしている)サブカテゴリはありましたか?
なお、TOP5で見たい人やTOP10で見たい人もいるようなので、ビュー上で変更できるように工夫して下さい。

合計(売上)を地域、サブカテゴリ毎に表示し、合計(売上)のランク毎にヘッダにも表示。合計(売上)のランクでフィルタ表示して、フィルタの編集で値の範囲を1~3に設定する。ランク範囲を任意に変更できるようにするため、フィルタ表示しておく。また、サブカテゴリをハイライタ表示することにより、地域毎のランクイン状況の比較確認がしやすくなる。

【フィルタ 値の範囲の編集(売上のランク)】


《Q8》 カテゴリを絞ってメーカーごとの売上を確認しつつ、別の画面で気になったメーカーの売上明細を見ることはできますか?

【Q8設問ダッシュボード】


売上明細のダッシュボードを作成し、メーカ別売上と明細表との切替えができるように、メーカ別売上→明細表、明細表→メーカ別売上へのそれぞれのフィルターアクションの編集をする。

【フィルタアクションの編集(明細表へ)】


《Q9》 時系列に週ごとの売上推移を確認したいのですが、各週の売上をそのまま推移にしてしまうと特殊な売上などがダイレクトに反映されてしまい、傾向が見えづらいです。現在の週を含めた過去12週間の移動平均を見て、何月の週が売上の大きい傾向になるか教えてください。なお、12週間に満たない期間の売上は表示しなくて構いません。

合計(売上)を週(オーダー日)毎に表示し、合計(売上)の表計算の編集で、計算のタイプを移動計算、前12(週間)で表(横)に計算に設定。

【表計算の編集→移動計算】


《Q10》 2014年にオーダーされた注文について、売上高の合計が20万円を超えた製品はいくつありますか?シート上で一目見てわかるように工夫してみてください。

合計(売上)を製品名毎に表示する。2014年のオーダー日でフィルタし、合計(売上)の20万円超えのフィルタ条件を設定。製品数を分かりやすくするため、合計(売上)のランクでヘッダーに表示する。

【フィルタの編集(売上の最小値)】


《Q11》 明細(1行)単位の売上をサブカテゴリごとにみたとき、外れ値を除いた最大値が最も高いのはどのサブカテゴリですか?また、そのサブカテゴリのオーダー回数は他と比べて多いですか?少ないですか?

売上をサブカテゴリ毎に表示し、明細単位の売上を表現するため、売上をディメンションにする。マークを円、サイズや色の透明度の調整により、ディメンションの重なり具合が見えやすくなる。アナリティクス→箱ヒゲ図を追加する。

【アナリティクス→箱ヒゲ図を追加】

《Q12》 全地域の売上をマーケティング施策によりそれぞれ10%ずつ向上させたいと考えています。しかしマーケティング費用も限られているため、全カテゴリに対して施策を打つことができません。施策を打つと元の売上から10%,20%と10%単位で向上できると仮定して、最も少ない%で全地域の売上10%UPを達成できるマーケティング効率のよいカテゴリはどれでしょうか?また、その際何%UPする必要があるでしょうか?なお、基準になる売上は2016年のものとします。

シミュレーション対象のカテゴリのパラメータ及び売上x%増加のパラメータを作成し、これらのパラメータを使って売上x%増加の計算フィールドを作成する。(IIF関数を使用する。)

【計算フィールドの作成(売上x%増加)】

《Q13》 各製品の売上を見ながら、同一画面内でに製品名をWeb検索することはできますか?

【Q13設問ダッシュボード】


ダッシュボード上にWebページを追加する。

【ダッシュボードにWebページ追加】

ダッシュボードアクション→URLアクションの編集でURLターゲットやURLを編集する。(今回は製品名のURLにジャンプするように設定する。)

【ダッシュボード→URLアクションの編集】


《Q14》 オーダー日の四半期単位での売上推移を出荷モード別に確認し、各出荷モード別の2年後の予想売上を算出したいです。2年後に第2位の売上を出しているのはどの出荷モードですか?なお、予想モデルは自動で構いません。

合計(売上)を四半期(オーダー日)で表示し、出荷モードを色で表現する。(マーク→色に入れる。)アナリティクス→予測を追加する。

【アナリティクス→予測を追加】

予測が表示されるようになるが、予測と実績の間が離れて表示されている。マーク→色に入っている予測インジケータをディメンション→属性に変更することで、予測と実績の間がつながった状態での表示ができる。
※予測と実績がディメンションとして分離していたものを、ひとつの属性情報として(区切らない状態)表示される。

【予測インジケータをディメンション→属性に変更】


《Q15》 サブカテゴリの数量と利益の相関をオーダー年の推移で確認したいです。2015年までの3年間で数量も利益も順調に成長したといえるサブカテゴリはどのカテゴリに所属しているでしょうか?また、そのサブカテゴリは2016年にどうなっているでしょうか?

散布図が時系列で移動していくのを表現する場合は、ページを使う。
数量と利益の相関図にサブカテゴリを入れて、カテゴリを色で表現。これに年(オーダー日)をページに入れる。また、履歴の表示にチェックを入れることで、時系列の移動経緯が表示することもできる。

【ページを使用して散布図を時系列で移動する場合を表現】


Ord5を振り返って

Ord5は1回で合格!これまでの旅のなるほどポイントの組合わせや新たに出会ったなるほどポイントもあり刺激を受けました。GW休み初日でもあり、連休後半は実家へ帰省する予定でしたので、前半はがんばろうと気合いが入っていました😌 この勢いのままOrdial後半の旅を続けたいところです・・・

最後までお読みいただきありがとうございます。


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