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DATA Saber挑戦メモ ~Ord8・9~

こんにちは。DATA Saber挑戦中のysもり⊿です。今回はOrdial8・9の挑戦メモを書いていきます。
 写真は、昨年7月に登った富士山頂付近です。Apprenticeの旅が終わる7月の1年前は富士山に挑戦していました。いちばん空いている御殿場ルートを夜の涼しいうちにスタートし、登りの途中でご来光を眺めることができ、山頂付近では雲の上で飛行機に乗っているような景色が見られて感動しました。ケガが治ったら山歩きを再開したいです。

Ord7を振り返って

Ord7は、パフォーマンスについての旅をして、Tableauの気持ちも理解しないといけないと思いました。それではOrd8・9の旅へ!

Ord8のなるほどポイント

《Q1》 売上推移、製品別売上、カテゴリ別累積売上を見たいのですが、それぞれのチャートをなるべく広いスペースを使って表示したいです。1画面内で切り替えながら表示できませんか?

【Q1 設問ダッシュボード】

1画面内で切り替えて表示できるように、グラフを選択して表示するパラメータを作成する。

【グラフを選択するパラメータを作成】

作成したパラメータをもとにフィルターで表示切り替えするための計算フィールドを作成し、フィルターに入れて表示する。

【フィルター表示切り替え用の計算フィールド作成】


《Q2》 データ内の最も新しい日付を基準日としたとき、最終購入日から基準日までの日数が60日未満の顧客は何名いるでしょうか?

データ内の最新オーダー日をFIXED関数で計算フィールドを作成。

【最新オーダ日をFIXED関数で作成】

各顧客の最後のオーダ日をFIXED関数で計算フィールドを作成。

【各顧客の最後のオーダ日をFIXED関数で作成】

これらをもとに最後の購入日は何日前かDATEDIFF関数で作成。

【最後の購入日は何日前かDATEDIFF関数で作成】

上記で作成した計算フィールドをもとにビン(サイズ60)を作成。

【ビン(サイズ60)の作成】

これらをもとに個別のカウント(顧客 ID)毎の最後の購入日は何日前(ビン)を表現。

【個別のカウント(顧客 ID)毎の最後の購入日は何日前(ビン)】

《Q3》 顧客の購入回数別で、最も顧客数が多い購入回数はどれですか?購入回数はオーダーIdの個別カウントで算出することができます。
【オプション問題】
1回のオーダーにおける金額の平均が高いのは何回購入している顧客ですか?

顧客別購入回数をFIXED、COUNTD関数で作成。

【顧客別購入回数をFIXED、COUNTD関数で作成】

顧客別購入回数のビン(サイズ1)を作成。
また、個別のカウント(顧客 ID)の最大値を色で表現するため、WINDOW_MAX関数で作成し、マーク→色に入れる。

【個別のカウント(顧客 ID)の最大値の計算フィールド作成】

1オーダあたりの売上をINCLUDE関数で作成。

【1オーダあたりの売上をINCLUDE関数で作成】

1オーダあたりの売上平均の最大値を色で表現するため、WINDOW_MAX関数で作成し、マーク→色に入れる。

【1オーダあたりの売上の最大値の計算フィールド作成】

《Q4》 顧客ごとの合計売上を見たとき、どの金額レンジ(10万円単位)の顧客が多いでしょうか?

顧客毎の購入金額をFIXED関数で作成。

【顧客毎の購入金額をFIXED関数で作成】

顧客毎の購入金額のビン(サイズ100,000)を作成し、個別のカウント(顧客毎の購入金額)を顧客毎の購入金額(ビン)で表現する。

【個別のカウント(顧客毎の購入金額)を顧客毎の購入金額(ビン)で表現】


《Q5》 各顧客を初回購入年毎にまとめて、オーダー年毎の売上を割合で表現してください。2016年の売上の何%が2013年からの継続顧客で占められているでしょうか?またその結果を見て、スーパーストアに潜む課題について言及してください。なお、割合は1年分を100%として計算してください。

合計(売上)を年(オーダ日)毎に表現し、合計(売上)を合計に対する割合、セル毎に設定する。また、顧客毎の初回購入オーダ日をFIXED関数で作成する。

【顧客毎の初回購入オーダ日をFIXED関数で作成】

上記で作成した計算フィールドをマーク→色に入れる。

【顧客毎の初回購入オーダ日を色で表現】

《Q6》 初めて購入した顧客が、2回目に購入してくれるまでに何四半期空いていることが多いですか?顧客ごとの初回購入四半期ごとに見せてください。

顧客毎の2回目購入までの四半期の差分を算出するために、①~⑤を作成
①顧客毎の初回購入オーダ日
→{ FIXED [顧客 Id]:MIN([オーダー日])}
②顧客毎の2回目以降のオーダ日
→IIF([オーダー日]>[顧客毎の初回購入オーダ日],[オーダー日],NULL)
③顧客毎の2回目オーダ日
→{ FIXED [顧客 Id]:MIN([顧客毎の2回目以降のオーダ日])}
④顧客毎の2回目購入までの四半期の差分
→DATEDIFF('quarter',[顧客毎の初回購入オーダ日],[顧客毎の2回目オーダ日])
⑤④のビン(サイズ1)
これをもとに①の初回購入の四半期毎と⑤の四半期ビンサイズ毎の表に個別のカウント(顧客ID)の色をマトリックス表で表現。

【初回購入の四半期毎と2回目購入までの四半期ビンのマトリックス表】

《Q7》 購入月(年は除く)と曜日の組み合わせで、1日あたりの売上平均が高い組み合わせを教えてください。

1日当たりの売上の計算フィールドを作成
→SUM([売上])/COUNTD([オーダー日])
オーダ月とオーダ曜日毎のマトリックス表に1日当たりの売上を色で表現

【オーダ月と曜日毎のマトリックス表に1日当たりの売上を表現】

《Q10》 スーパーストアでは新規顧客獲得に苦戦しているという問題を発見しました。新規顧客獲得が比較的進んでいる地域※を見つけ出し、その施策を全国に展開したいと考えています。年月ごとの新規獲得顧客の累計推移を見たとき、最終月に第1位で着地している地域はどこでしょうか?また、その地域はいつから第1位でしょうか?その頃に始めたマーケティングの内容を確認したいと思っています。
※地域のとりかた
顧客の住所が誤っていたため「Customer_Master.csv」に以下リンクの「地方の情報付き都道府県リスト」を結合してください。https://qiita.com/zaki_001/items/488970829fda3e8833f9

注文データとCustomer_Master.csvを顧客ID同士で結合する。データ型は文字列に合わせる。都道府県データをコピーして貼付け後、フィールド名を自動的に生成にチェックを入れる。

【都道府県データをデータソースにコピー貼付け】

この後、新規ワークシートに都道府県データを貼付けるとデータソース内に新たにクリップボードのデータソースが生成されるので、フィールド名を自動的に生成にチェックを入れる。(フィールド名が北海道/北海道→F1に表示変更される。)

【フィールド名を自動的に生成】

地域/都道府県(F1列)をカスタム分割(/、最後、1列)により都道府県のデータが新たに生成される。分割により新たに生成された都道府県データ列の計算式『TRIM( SPLIT( [F1], "/", -1 ) )』を最初に作成したデータソースのクリップボードとの結合計算に貼付けて、Customer_Master.csvの都道府県データと結合させる。

【Customer_Master.csvの都道府県とクリップボードの都道府県分割計算で結合】

Ord9のなるほどポイント

《Q7》 サブカテゴリごとの売上と売上の前年比成長率の相関を年ごとに確認したいです。2015年と2016年で前年比割れしてしまったサブカテゴリの傾向を教えてください。役員がモバイルで確認するため横に並べて各年を比較することができず、フィルターで切り替えて確認できるように依頼されています。

行や列で年の選択の計算式『LOOKUP(MIN(DATEPART('year', [オーダー日])),0)』を作成後にフィルターに入れることができない場合、左側のデータのところで計算フィールドの作成後、フィルターを入れることができる。

【年の選択を計算フィールドで作成→フィルターに入れる】

Ord8・9を振り返って

Ord8・9は、GW後半に取り組んだのですが、どうしても自力でできない箇所があり、一旦パスしてZEN問答を先に挑戦していました。GW明けに同期の方に勉強会の時間をいただいて理解することができました。前進することができて感謝です。
 Apprenticeの旅も残り1ヶ月ほどとなりましたので、運動、気分転換もしながらおさらいをしっかりとやっていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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