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DATA Saber挑戦メモ ~Ord3~

こんにちは。DATA Saber挑戦中のysもり⊿です。
 GWも終わり、現実に戻ってきましたが、Apprenticeの旅は続きます。今回はOrdial3の挑戦メモを書いていきます。
 写真は、新潟県の上越高田城址公園です。4月に誕生日旅行も兼ねて、桜見物に出かけてきました。この後、Apprenticeの旅が始まりました。

Ord2を振り返って

Ord2では、1回目提出で不合格😓 勘違いや思い込み、KTさん動画の聞き逃しなどが原因でした。グラフやダッシュボードでの効果的な伝え方を学び、いよいよOrd3の旅へ!

Ord3のなるほどポイント

《Q1》 北海道を除き、赤字の1都道府県を除けば劇的に利益が向上する地域の担当マネージャーを教えてください。

・合計(利益)を地域毎の色で表現し、地域マネージャーをツールヒントに属性として追加。
・都道府県毎に赤字/黒字を表現させるため、SUM([利益]<0)を色に設定し、都道府県を円のサイズに設定。

【地域毎の合計(利益)と地域マネージャツールヒント追加】
【都道府県毎に赤字/黒字を円のサイズで表現】

《Q2》 メーカーごとの売上の分布を見たとき、利益が赤字になっているメーカーの売上に特徴はありますか?なお、メーカーごとに作っている商品のカテゴリが異なるので、カテゴリも分けられるよう考慮して表現してください。メーカーの情報はExcelに入っていないので、「サンプル - スーパーストア - メーカー情報.tdsx」を使用してください。

合計(売上)をカテゴリ毎に表現し、メーカを詳細に設定。また、合計(利益)を色で表現する。家具のある売上規模のところに赤字メーカが多いことが見られます。

【カテゴリ毎の合計(売上)をメーカ毎に色で表現】

《Q3》 1年前の売上を目標金額としたとき、2016年の売上が目標未達成だったカテゴリを教えてください。
【オプション問題】そのカテゴリは95%は達成していましたか?

計算フィールドの作成で、2015/2016年売上をそれぞれ作成。

【2015年売上の計算フィールド作成】

2015年(前年)の売上をリファレンスラインで表現し、リファレンスバンドで95%以下を塗りつぶしで表現。

【リファレンスラインのセルごとに2015年売上を表現】

【リファレンスラインの分布で2015年の95%より下を塗りつぶしで表現】

ツールヒントの編集でカテゴリ、2015年/2016年売上を表示設定。

【ツールヒント編集でカテゴリ、2015年/2016年売上表示設定】

《Q4》 1行単位で記録されている1商品取引ごとの利益を見たとき、最も大きな利益を出している商品取引のあるサブカテゴリはどれですか?また、そのサブカテゴリの合計利益は他のサブカテゴリに比べ好調でしょうか?
【オプション問題】
1. 対象サブカテゴリの赤字レコードを除外すると合計利益のサブカテゴリランクがどのくらい上がりますか?
2. 対象サブカテゴリで赤字レコードを出しているのはどこのメーカーが多そうでしょうか?

利益をディメンションに変更、形状を円にして、色の不透明度とサイズを調整し、メーカを詳細に設定するとメーカ毎の利益の分布状態を表現できる。

【利益をディメンションに変更し円のサイズ、色の不透明度を調整】

注釈を付ける→マークでマークの編集後、メーカ名を表示できる。

【注釈を付ける→マークに設定】
【注釈の編集でメーカ名を表示設定】
【赤字メーカがマーク表示】

《Q5》 売上トップ10/ワースト10製品の利益は良好でしょうか?もし赤字の製品がある場合、もっとも赤字の製品数が多いカテゴリはどれでしょうか?

合計(売上)を製品毎のTOP10製品のフィルターからセットを作成。同様にWORST10製品のセットを作成し、これらの結合セットを作成。

【売上TOP10製品のフィルターからセットの作成】

合計(利益)を製品名毎に売上TOP10製品のセットを列に持ってきてTOP10製品のIN/OUTで表示。

【売上TOP10製品のセットによるIN(TOP10)/OUT(WORST1))表示】

上表のままだと売上WORST10製品(OUT側)の利益の棒グラフが見えづらいので、軸の編集で各行または列の独立した軸範囲に設定する。

【軸の編集→各行または列のい独立した範囲に設定】

列にある合計(利益)をコピーして、簡易表計算→ランクに設定後、連続→不連続に設定するとヘッダーとして使うことができるので、行に持ってくる。行にある製品名をマーク→詳細に持ってくる。すると、下の表のように表示されるが、次を使用して計算→製品名に設定すると、売上TOP10/WORST10製品のランク毎に横並びで表示される。

【上表のようになるが、次を使用して計算→製品名に設定】

あとは、カテゴリをマーク→色に設定、属性に設定する。

【マーク→色のカテゴリを属性に設定】

《Q6》 利益の合計がプラス(0は含める)のサブカテゴリごとで売上を比較してください。

合計(売上)をサブカテゴリ毎に表示して、合計(利益)のプラスでフィルターする。また、合計(利益)をマーク→色でも表現すると売上と利益の関係が見えやすくなる。

【フィルターの編集→値の範囲で利益マイナスを除外】

《Q7》 利益がプラス(0は含める)のレコードだけで、サブカテゴリごとの売上を比較してください。

前問Q6では、合計(利益)でフィルターしていたものをディメンションに変更すると、利益がプラスのレコードのみでの表現ができる。

【フィルターの利益をメジャー(合計)→ディメンションに変更】

《Q8》 利益が赤字顧客と黒字顧客の売上の割合を、オーダー月ごとに教えてください。(月別トレンドを見たいので、オーダー年は含めない。顧客の項目は顧客名を使用すること)

合計(売上)を月毎に表示し、合計(売上)を合計に対する割合に設定。利益が赤字顧客のセットを作成したものを、マーク→色に設定することで、IN(利益赤字顧客)/OUT(黒字顧客)が割合表示され、合計(売上)を次を使用して計算→セルにすることで、月(セル)毎の割合表示となる。あとは、合計(売上)をマーク→ラベルに設定し、合計に対する割合表示を入れておくと分かりやすい。

【利益赤字顧客のセットの編集】

《Q9》 2016年の売上を昨年の売上と比較します。昨年の売上はカテゴリごとに見る必要はありません。今年の売上はカテゴリごとに色分けしたいです。これと同時に、今年のカテゴリごとの売上の累計を表示したいです。バラバラにグラフを作ることはできたのですが、これを重ねて一個のグラフにすることはできるでしょうか?

【Q9の設問グラフ:重ねてひとつのグラフにできる?】

上段のグラフで2重軸が既に使われているため、これを1軸で表現できるようにするため、行にある合計(2015年売上)をマーク→合計(2016年売上)の詳細に入れる。アナリティクス→リファレンスラインの範囲をセル毎、値を合計(2015年売上)にして、線なし、下を塗りつぶしにする。

【2015年売上をリファレンスラインで表現】

上段のグラフが1軸で表現できたので、下段のグラフを2重軸に設定。

【下段のグラフを2重軸に設定】

すると2重軸を用いてひとつのグラフで表現できる。

【2重軸を用いてひとつのグラフで表現】

《Q10》 売上と利益の相関を見たときに利益が低いクラスターと、売上と割引率の相関を見たときに割引率が高いクラスターの顧客をそれぞれ探してください。人数を絞りたいので、いずれもクラスター数は5に設定してください。そのクラスターを用いて、割引率は高いけれども利益は低くない顧客を割り出し、割引率を高く設定しながらも比較的黒字を出せている顧客区分を教えてください。

売上と利益の顧客名の散布図を作成。クラスター数を5に設定する。利益の低い顧客のセットを作成する。

【散布図のクラスター数を5に設定】
【利益の低い顧客のセットを作成】

売上と割引率の顧客名の散布図を作成。割引率の高い顧客のセットを作成する。

【割引率の高い顧客のセットを作成】

割引率が高いが利益の高い顧客の結合セットを作成する。

【結合セットの作成】

割引率と利益を上記で作成した結合セットでフィルターしたものを顧客区分毎に表示し、顧客名をマーク→詳細に入れる。

【割引率高いけど利益が低くない顧客】

《その他メモ》 ビュー全体の表示は、余ったスペースを有効活用できて良い場合もあるが、標準の方が縦横比も考慮して、Tableauがもっとも見やすい美しい状態を判断して表示している。基本的に相関を見るような場合は、縦横比が同じとなる標準で表示した方が良い。

《Q11》 地域、カテゴリ別の予算のファイルを入手しました。(サンプル - スーパーストア - 予算.xlsx)
地域、カテゴリ、オーダー年ごとの売り上げ実績と予算を対比して、家電カテゴリにおいて、すべての年で売り上げ目標を達成していない地域を教えてください。また、その未達成度合いはどのくらいでしょうか。50%にも満たない年があるようであれば教えてください。
なお、予算シート作成担当者がうっかりしており、家電は昨年までの名称「テクノロジー」のままになってしまっています。また目標年月を更新せずに目標金額だけ更新してしまったようです。予算のExcelの年月は+2年して比較してください。

サンプルスーパーストア-予算.xlsxをデータソースに追加し、データインタープリターそ使用してクリーニングにチェックを入れる。(余計な行などをクリーニングしてくれる。)予算のデータシートをユニオンする。

【サンプルスーパーストア-予算のシートをユニオン】

ユニオンが終わったら、年月の横持ちのデータを縦持ちのデータにするため、ピボットする。

【ピボットによる縦持ちデータ化】

ピボット後、データ:日付、名前:予算年月、予算に変更。
作成した予算年月に+2年したものをDATEADD関数で作成し、注文のオーダー日とつなげる。注文のカテゴリと地域も同様につなげる。

【DATEADD関数による予算年月+2年繰り上げ】

予算のカテゴリのテクノロジを名前の編集で家電に変更できる。

【別名の編集でテクノロジ→家電に変更】

予算をマーク→詳細に入れて、リファレンスライン50/100%で表示し、売上と対比できるようにする。また、予算に対する売上達成度合いを色で表すため、下記計算をマーク→色に入れる。

【アドホック計算による予算に対する売上達成度合いを色で表現】

Ord3を振り返って

自力でたどりつける設問が少なかったですが、Fundamentalで学習した内容も出てきて、思い出しながら学習することができました。さらに理解を深めるため、繰り返し練習していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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