5部→6部へ

こんにちは。
今こっちでは15時ですが、日本だと22時くらい?ですかね?
日本はめちゃくちゃ暑いみたいだけど、こっちも暑いけど確実に日本ほどではないです。

昨シーズン1年間noteを書いてなかったので、読んでいただいてる方々に共有できるように、昨シーズンのことについて書いていきたいと思います。

一昨年ドイツに来て、その年5部のチームと契約したものの、コロナの影響でリーグ戦が中止になってしまい、次のシーズンのチームを決めるとこから昨シーズンはスタートしました。

その時は少しドイツ語も話せるようになって、1年前とは違い、幸いにもチームを決めるための選択肢が1つではありませんでした
選択肢としては3つあり、そのチームに残るか、新しいチームに練習参加して契約を勝ち取るか、もしくは、オファーをくれた、昨季6部1位だったけどコロナで昇格できなかったチーム(Hohkeppel)に移籍するかでした。

Hohkeppelからは、その監督から直接連絡が届き、代理人に頼らず直接やり取りしていました。
オファーをもらえたことはありがたいことですが、そのチームに移籍した場合、6部で1シーズン戦わなければいけないという点が、僕にとっては引っかかる部分でした。
やはり少しでも早く上に行きたいと思う中で、昨年と同じチームで戦うという選択肢があり、それでも1つカテゴリーを下げて1年間戦うというのは、正直受け入れがたい状況でした。

かといって、同じチームに残ってもう一年戦うというのも、できれば避けたい状況でした
そのチームは5部の下位の方のチームで、コロナ前の3ヶ月くらいトレーニングや試合をしてたのですが、その短い間に監督が2回も変わって、サッカーもバラバラで、その時スタメンでプレーしていた多くの選手が移籍するということを聞いていたので、できれば移籍をしたいと思ってました。

なのでまずは代理人と相談して、新しいチームを探すことに決めました。

可能なら4部の練習参加をしたいと思っていたのですが、コロナ前の時に怪我の影響もあり、試合でスタメンで出れていなくて結果も残せてなかったので、4部の練習参加はできませんでした。
そこで結果を残していた友達は4部の練習参加に行き見事契約を勝ち取っていました。

ドイツは本当に結果が全てだと言えるくらい、結果を残せばどんどんチャンスは転がってくるけど、結果を残さなければ厳しい世界だと感じました。

そこで自分は代理人に5部のチームを3チームほど紹介してもらい練習参加に行ったのですが、思うような結果にはなりませんでした。
その中の2チームには、もしチームに入りたいなら契約することはできるが、スタメンで試合に出るには厳しいかもしれないという評価でした。

試合にスタートから出れるかどうか、自分を主力として見てもらえているかどうか、は自分にとって大きな問題でした。

5部に残ってスタメン争いからやっていくか、それとも、試合に出て確実にステップアップするために、カテゴリーを落としてオファーもくれたチームに移籍するか、サッカー選手という短い選手生命の中の1年を決める大きな決断に頭を悩ませました。


自分が前シーズン試合にちゃんと出れず、今5部のチームの練習参加で厳しい評価を受けている中、前シーズンに結果を残して、4部の練習参加から契約を勝ち取った仲間を見ていて、ドイツでサッカーをやっていく上で、結果を残す以前に、試合に出れるかどうかはとても大事なことだと痛感させられていました。

そして、悩みに悩んだ結果、自分はオファーもくれた6部のチームに移籍することに決めました。

そこに決めた理由は、試合に出るためだけではありません。
そのチームは前季コロナの影響で昇格はできませんでしたが、6部でダントツ1位のチームでした。
ケルンの外れの山の中にあるようなチームだったのですが、お金のあるチームで、元プロの選手が何人かいて、練習参加をした時に、5部のそこそこのチームより選手達のクオリティーが高いと感じました。
6部でダントツで1位なのも納得できるくらい上手い選手が多くて、自分はそのチームでそういった選手達から何か学べる、もしくは盗めるものがたくさんあると感じました。
そして、そんなチームの監督が2月くらいから自分に連絡をしてくれて、自分が5部の練習参加等で待ってくれと3、4ヶ月ほど先延ばししても、契約してほしいとメッセージをくれていました。

自分が悩んでる中でそういったオファーをくれているチームがいて、そのチームは自分を成長させてくれる可能性が多くあって、カテゴリーは落ちてしまっても、これはチャンスだと感じるようになりました。

そして、月300€と勝利給100€という契約でそのHohkeppel というチームと契約しました。
この金額はドイツで2年目(コロナのせいでほぼ一年目)の自分にとっては大きな金額でした。
自分は生活していく上でもお金は重要だし、サッカーに集中するためにサッカー以外の部分を充実するためにも、お金は必要だと考えていて、Hohkeppelに決めた理由のひとつでもあります。

こうして、6部で1年間戦う覚悟を決め、Hohkeppelで6部で活躍して、優勝するための1年間が始まりました。

ー次回へ続くー



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