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チームの1→10やることたくさんあるよって話

はじめに

そろそろPMの部署が作られて3年になるのと最近関わっている案件についての情報が公開されたので一旦まとめてみました。

事業の成果を出しながらチームのプレゼンスをあげていくという両輪回すのは結構大変なのかなぁと思います。
部署ができた直後に入社し、今となっては人数も4〜5倍になって全社規模の大きな案件にも関わることができています。
上長が変わったりメンバーが変わったりなどはありながらもようやく部署・職種として定着してきたのかなと思えるようになってきました。
結局は信頼残高を増やす、広めるの繰り返しだったかなと思います。

特に意識してやっていたことはこのあたりです。

1.結果を出す
2.ドキュメントを残す
3.仲間を集める

1.結果を出す

結局、信頼残高を増やすには一番手っ取り早いのは結果を出すことだと思います。
もちろん自分1人、自部署のみでは無理ですし、他の部署を巻き込みながら進めるしかないです。ただ、最初はここが本当に大変だった記憶があります。
カルチャーも根底の思考もやっぱりどこか違う中で推し進めていくしかなかったためです。
僕自身からは見えにくいところで援護射撃や地ならしなどは上長がうまくやってくれてました

一例としてこういうことやってました。
多くの人の協力がありながらやり遂げられましたと思ってますし、他にもいろいろやってます。

広告事業の立ち上げ
サイト内検索広告のPdM、営業プロセス構築、事業全体の数値管理や体制構築などを社内外問わず連携して推進しました。
関わってくれた人たちからすごくやりやすかったって言ってもらえて嬉しかったです。今は別の部署に引き継いでもらってどんどん伸ばしてもらっています。
http://www.zaregoto-gakuen.com/archives/82871981.html
全体像はこちらがわかりやすいかもしれないです。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39814480Z00C19A1000000/

AIのプロダクション化
ZOZOTOWNの類似アイテム検索。自分自身が物理的に移動したり、諸事情でストア申請時にリジェクトされたり、ユーザーインタビューで想定外の発があったりと思い出がたくさんあります。
(エゴサしたりKPIのダッシュボード見てニヤニヤしてました。我ながらファッションとは相性の良い便利な機能だと思います。)
そういえばほぼ同時タイミングでPoCで進めていた機能もテストリリースしてました。ほとんど英語できないのによくやったなぁと思います。DeepLありがとう。
あとは、WEARの画像検索WEAR髪型別コーデ検索。WEARはメンバーがごりごり進めてくれました。

2.ドキュメントを残す

ドキュメントを残すのは社内外問わず本当に価値のあることだったと思います。特にPMは基本的にはコードも書かないしデザインもしないのでドキュメントを残して自分たちの仕事を証明していくしかなかったです。

社内wikiに目的、設計、背景、仕様、レポート、WBS、想定リスクと対応案、進行プロセスのアイデア、今後の拡張プラン、KPIのモデリング、などあらゆる資料を書き残しましたし、メンバーにも残すように徹底してもらいました。
レポートに関しては最終的には経営層に提出できるレベルで作り込むのを徹底していました。(これが意外と便利で該当PJTで誰かが登壇するときに結局KPIどうなったんだっけ?みたいな質問がよく来るので渡すだけで済みました。)

資料をしっかり作るというのはそのプロセスにおいて情報を集める、整理するというのが必要になってきます。そのため、資料作成のタスクに取り組むだけで社内の人との関係値が増えます。新設された部署なのでこれを頑張るだけで知り合いが増えていきました。
集めた情報を整理してまとめておくと誰かが参照してくれる。作成者の名前がある。この繰り返しで結果的に社内での存在感を少しずつ作っていけたのかなと思います。

社外発信では、機能リリースでも広報と連携してなるべく情報を発信できるよう工夫してもらいました。開発者のモチベーションにもなりますし、チームとして取り組んでいることを説明するのに非常に便利だったためです。

個人ではこんな感じでnoteを書いていたら大層な顔ぶれに入れてもらったりしました。採用でお会いした方にnote見ましたって言ってもらうこともありました。嬉しい。
あとは、BiQueryとスプレッドシートを連携させるtipsをQiitaに書いたら社内の人がググってたどり着いてめちゃくちゃ活用されてたりとか。

3.仲間を集める

チームとして採用はかなり頑張ったと思います。bosyuで100名程度応募をもらったり、スカウトをすごくたくさん送ったり、リファラル制度を活用して紹介してもらったり、色々と試行錯誤しながら進めました。この3年ですごくたくさんの方に会わせていただきました。結果的に今は冒頭記載の通り4〜5倍の規模になってます。

何人PMが必要なのかは会社で動いてるPJT数や機能数、フェーズや社内のスキルセットなどに依存するので、一概に言えないと思いますが、SmartHRさんの職種別の従業員数のスライドを目安に全従業員の4%くらいかぁと思ったりしました。

採用だけでなく、社内でいかに味方を作っていくか、役割を代弁してもらうかというのも大事でした。
会社としては新しいロールでしたが、世の中的には昔からあるロールなので、他社でPMと仕事をしてきた人を巻き込んでいくのはスムーズだったかなと思います。
今大きな案件に関わることができているのは社内の味方が増えたことだと思っています。(※敵味方というより自分たちが何ができるかをきちんと理解してもらえてる状態となったが正しいかもしれないです)

さいごに

まだまだ課題も多く十分な状態とは言えないし、これからの部分はたくさんあります。
また、絶賛採用中なので興味のある方はぜひご応募ください。UX強い人とか数値強い人とかたくさん欲しいです。


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