Camera

カメラを使い始めた。ずっと眠っていたらしく、当然のようにバッテリーは切れていた。

人がムーブしている写真を撮りたかったから、誘ってもらってフットサルに行ってきた。そこで仲間たちの写真を撮らせてもらうことにした。

よく知っている仲間だったが、知っていたのはそのフィールドの彼らであって、コート上の彼らではなかった。

よって、どんな動きをするのか全く読めず、シャッターチャンスは幾度となく失ってしまっていた。

とは言え時間が経つにつれ、仲間たちの動きの癖のようなものは把握できてきた。攻撃的なのか、守備的なのか。よく動くのか、じっくり待つタイプなのか。

人それぞれとはよく言ったもので、プレーには性格がかなり出る。とっさの本能のような性格がよく出る。

是非それを収めたいところではあったが、タイミングとプレーが噛み合わない。センスのある人や、ずっと撮り続けている人は、こういう嗅覚が冴えているんだろうなと思った。

最終的に50枚くらいのショットを撮ることができ、後日みんなに渡したら、とても喜んでくれたのが伝わってきた。素材があると、その後の広がりも様々だった。コラ画像を送ってきてくれた人もいた。

何か大人数でするときは、カメラマンとして名乗りをあげてもいいのかもしれない。

人を撮るのは、楽しかった。

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