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まつしたのアート関係記事

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アート関係の記事です
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#ART

「Handmade Electronic Music - 手作り電子回路から生まれる音と音楽」を試してみる(その2)

『Handmade Electronic Music - 手作り電子回路から生まれる音と音楽』という本の内容を試してみる記事の2回めです。まだ読んでいない方は前回の記事を参照ください。 今回は第5章「痙攣するスピーカー」を試してみます。 電池とスピーカーを使って音を作っていきます! やったこと ・電池をスピーカーに繋いでみる  実はスピーカーに直接電池を繋ぐだけでも音が鳴ります。 ・ヤスリとスピーカーを繋いでみる  表面がザラザラしたヤスリのような金属を使うと、電気の接

「Handmade Electronic Music - 手作り電子回路から生まれる音と音楽」を試してみる(その1)

最近、電子工作と音楽を組み合わせることに興味があるので『Handmade Electronic Music - 手作り電子回路から生まれる音と音楽』という本を買いました。 翻訳を行った船田巧さんのインタビューにもありますが、電子回路の理論よりも、危険でない範囲で実際に試行錯誤しながら音を出すことが主眼となっています。 この本はなぜ音が変わるかについては、正面から説明しないの。舐めるとなぜか知らないけど音は変わる。それでなぜ変わるのかと思ったら、違う本を読みなさいと書いてあ

メディア芸術祭2020 アート部門受賞作品の映像まとめ

3月6日に文化庁メディア芸術祭の受賞作品が公開されました。 6月には一部作品が展示される受賞作品展も開催されますが、アート部門のを受賞した多くの作品は直接ネットで見たり、展示の様子が動画で公開されているのでまとめてみました。映像で見るだけでも、さまざまなタイプの作品が受賞しているという雰囲気は伝わると思います。 映像が無かったものは作品に関する情報へのリンクをつけています。 大賞[ir]reverent: Miracles on Demand Adam W. BROWN

台湾、タイの美術館巡り

2020年1月、台湾とタイに旅行に行く機会がありました。 その中で現代アートを見ることができる美術館にいくつか訪問したので紹介します。 ■台湾編高雄 駁二芸術特区 台湾の旅は高雄からスタートしました。 海辺の古い倉庫街の建物を活用した駁二芸術特区は、広大な土地に小さなギャラリーやショップ、野外の巨大オブジェなど、インスタ映えしそうなスポットがたくさんありました。 ライブハウス、小劇場、fabラボなど、クリエイター向け施設もたくさん点在していました。 高雄 高雄市立美術

六本木アートナイト2019 自分タイムテーブル作る用の元データ公開

今年の六本木アートナイトのプログラムが公開されました。 5月25日~26日にかけて関連も含め86ものプログラムが用意されています。 何も考えずにぶらぶら歩いて偶然であった作品を見るのもいいですが、できるだけ効率よく回りたいもの。特に時間が限定されているものは狙って行かないと見ることが難しいです。 毎年、行きたいものを書き出して、簡単な自分用タイムテーブルを作っているのですが、せっかくなのでタイムテーブルを作るための元データを公開しておきます。 アートナイトのサイトから

東大総合研究博物館の「家畜展」に行ってきた

東京大学総合研究博物館の特別展示『家畜 ―愛で、育て、屠る―』(以下、家畜展)を見てきました。 最寄り駅は本郷三丁目で、東大の本郷キャンパス構内にあります。 本郷三丁目からだと有名な赤門の手前にある懐徳門から入ってすぐに家畜手展の大きな看板があります。右奥に見えるのが博物館です。入場無料。 建物に入ると最初は常設展示があります。 博物館といっても、真正面からのお勉強というよりも、ビジュアル的な面白さや、アカデミックな学術施設の雰囲気で興味を惹いた上で、説明するような展示

メディア芸術祭2019 アート部門受賞作品の映像まとめ

3月1日に文化庁メディア芸術祭の受賞作品が公開されました。 6月には一部作品が展示される受賞作品展も開催されますが、アート部門のを受賞した多くの作品は直接ネットで見たり、展示の様子が動画で公開されているのでまとめてみました。映像で見るとさまざまなタイプの作品が受賞しているという雰囲気は伝わると思います。 知らない作品や作家も多かったので、機会があれば実際の展示やパフォーマンスを見てみたいですね。 大賞Pulses/Grains/Phase/Moiré 古舘 健優秀賞Cult

「ピアニスト」向井山朋子展

銀座メゾンエルメスの「ピアニスト」向井山朋子展に行ってきました。 日ごとに1時間づつ開場時間が遅くなっていき、24日の会期で一周するという不思議な構造を持った展示です。 また、展示されたピアノで向井山朋子さんが毎日1時間程度の演奏を行います。 (展示の様子) これまでに2月10日(日)17時、2月16日(土)23時、2月21日(木)4時と3回のパフォーマンスを観ましたが、時間帯や演奏する曲によって様子がガラリと変わり、とても面白かったです。 2月10日(日)17時 1

高橋啓祐「映像と身体」

倉庫を改装したBankART Studio NYKが昨年無くなってしまいましたが、今年新たにBankARTの名前でいくつかのスペースがオープンするようです。 そのうちの一つBankART SILKの高橋啓祐「映像と身体」に行ってきました。

韓国の国立現代美術館ソウル館とサムスン美術館リウムに行ってきた

2019年の1月26日〜28日に韓国に旅行に行く機会があり、現代アート作品を見る事ができる国立現代美術館ソウル館とサムスン美術館リウムに行ってきました。両方ともソウル駅から数駅で行ける近さにあります。 こちらは国立現代美術館ソウル館です。 すごい混んでいる!と思ったら土曜日の18時以降は無料で企画展を見る事ができるらしくそのチケット待ちの列でした。少し待てばすぐに列ははけていて作品が見れないほど混んでいるわけでは無かったです。 企画展はデュシャン展をやっていました。(内

再生

続々 / 三澤遥

ギンザグラフィックギャラリー 2018年12月03日~2019年01月26日 無機物のちょっとした動きが生きているように見えてカワイイ。どうやって作っているのか仕組みも知りたい。 http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000730

冨安由真「Making All Things Equal / The Sleepwalkers」

2019年1月11日~2月3日 資生堂ギャラリーでの展示より規模は小さいが、気配を感じる部屋の作り込み度は増している。平日昼間なら一人きりになれる瞬間があると思うので、じっと目と耳を澄ませて周囲の気配を感じ取ってみるのがオススメ。