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「ピアニスト」向井山朋子展

銀座メゾンエルメスの「ピアニスト」向井山朋子展に行ってきました。
日ごとに1時間づつ開場時間が遅くなっていき、24日の会期で一周するという不思議な構造を持った展示です。
また、展示されたピアノで向井山朋子さんが毎日1時間程度の演奏を行います。

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(展示の様子)

これまでに2月10日(日)17時、2月16日(土)23時、2月21日(木)4時と3回のパフォーマンスを観ましたが、時間帯や演奏する曲によって様子がガラリと変わり、とても面白かったです。

2月10日(日)17時

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10日の回は土曜の17時という来場しやすい時間帯ということもあって座りきれないほどの状況でした。小さく縮こまって周りに気を使いながらじっと息をひそめての鑑賞でした。

2月16日(土)23時

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もう少し余裕を持った状況で聴きたいと思い、2回目は23時開始の16日に行きました。しかし10日ほどでは無いものの深夜にもかかわらず大変な盛況。やはり終電が無くなる24時近くから、名残惜しそうに帰る人がポツポツと増えましたが半分以上は最後まで残っていたと思います。24時に銀座の街のネオンが消える瞬間がガラス越しに見えました。

2月21日(木)4時

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こうなったら深夜の回にも!と4時開始の21日に行きました。さすがに人数は減ったものの4時にもかかわらず50人くらいはいたと思います。スペースに余裕があり深夜ということも相まって、完全に横になって聴く人や、イビキを書いて完全に熟睡する人も続出。そんな中でも淡々とピアノの音が鳴り響く不思議な空間でした。


こちらの記事は今回の展示やパフォーマンスの背景などが分かり興味深いです。

また、19日の回の時系列の詳細レポートをnoteに書いている方がいてとても面白く読みました。あの空間にいると景色の解像度が上がったような気がして、細かい事が気になる気持ちよく分かります。

こちらは私の体験直後のツイート。ほかの人の感想ツイートも面白いです。

来週まで続くのでもう一回くらい行ってみたいと思ってます。


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