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まつしたのアート関係記事

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アート関係の記事です
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2019年2月の記事一覧

「ピアニスト」向井山朋子展

銀座メゾンエルメスの「ピアニスト」向井山朋子展に行ってきました。 日ごとに1時間づつ開場時間が遅くなっていき、24日の会期で一周するという不思議な構造を持った展示です。 また、展示されたピアノで向井山朋子さんが毎日1時間程度の演奏を行います。 (展示の様子) これまでに2月10日(日)17時、2月16日(土)23時、2月21日(木)4時と3回のパフォーマンスを観ましたが、時間帯や演奏する曲によって様子がガラリと変わり、とても面白かったです。 2月10日(日)17時 1

家電を楽器に再生するエレクトロニコス・ファンタスティコス

昨年から少しだけお手伝いしている、使い古された電化製品を楽器にして再生するというコンセプトのプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス」(通称:ニコス)の鉄工島フェスでの演奏が動画でアップされました。 このライブは工業地帯にある工場内という珍しい環境でしたが、ブラウン管テレビ・扇風機・エアコンを楽器にするニコスとは相性バッチリです。 この鉄工所が一日中ライブハウスに様変わりしていました。 超満員の会場。中央に見えるクレーンもパフォーマンスに使われました。 鉄工所

TPAM2019 カセット100を観てきた

国際舞台芸術ミーティングin横浜(TPAM)のカセット100を観てきました。 見慣れた神奈川芸術劇場に一歩足を踏み入れるとが不思議な舞台美術で埋め尽くされていました。 一般公募された100名の参加者が音楽プレイヤー(ラジカセやMP3プレイヤーなど)を持って踊るという演目ですが、想像が付かないと思うのでぜひ動画を観て欲しいです。 一つ一つのプレイヤーから出てくる音はノイズのようでも、100人のプレイヤーから出力される音が重なり合うと荘厳な雰囲気を持った音楽に聞こえてくるから

高橋啓祐「映像と身体」

倉庫を改装したBankART Studio NYKが昨年無くなってしまいましたが、今年新たにBankARTの名前でいくつかのスペースがオープンするようです。 そのうちの一つBankART SILKの高橋啓祐「映像と身体」に行ってきました。

エラ・ホチルド『Futuristic Space』を観てきた

赤レンガ倉庫で横浜ダンスコレクションのオープニングプログラムであるエラ・ホチルド『Futuristic Space』を観てきました。 美術を大巻伸嗣が手がけていて、ステージ中央に浮かぶおなじみの布を使ったインスタレーションの下で、ダンスと音楽と美術が一体となって引き込まれる世界を体験させる作品でした。 (写真は終演後のみ撮影可能)