最近の記事

灰色の男たち

「モモ」という児童書をご存知だろうか。ドイツの児童書作家、ミヒャエル・エンデの作品である。 わたしの1つ前の記事のタイトルであるモモは、わたしが小学2年生になって初めて自分で最後まで読み切った本だった。当時のわたしには、はてしなく長く感じるその本を読むのは本当に憂鬱だった。けれども1度読み始めてしまえば、本に没頭してしまい、その本の世界にはいっていく夢までみていた。毎回毎回憂鬱をかんじながらも、本がボロボロになるまで読んだ、大好きな本であった。 先日、小学4年生の時に手放

    灰色の男たち