海外のRTAイベント「Frost Fatales2024」で面白かったRTAまとめ

2024/2/17~2/24でやってた海外の大規模RTAイベント「ESAWinter2024」の日本語再配信をJapanese_Restreamさんがして下さりました。
japanese restream さんのTwitchチャンネル↓

アーカイブも一通り見終わったので、個人的に面白かったやつをメモしました。※個人の趣味趣向をかなり多分に含んでいるので注意。

今回の自分のチョイスは以下4点の傾向が強いです。

  1. 既にそのゲームのRTAを視聴していて知識があるものは入れていない。
    ・私がよく配信など見てるRTA走者さんが走っているタイトルも省いていることが多いです
    ・有名なタイトルはかなり省かれていると思います。

  2. ハックROM系は基本スルー

  3. 充実した解説があると知的欲求が満たされて満足する。

  4. ゲームと関係ない企画ものは基本的にスルー


このイベントで走られたゲームリストはjapanese restream さんが日本語でスケジュールを公開してくださっています(下記Google ドライブ)

ちなみに私のチョイスは非常に偏っていますので、ご自分の目でタイトルは確認した方がよいと思います。キンハー、MGS2、マリオワンダー、Celeste、ポケモン剣盾、ゼノブレイド、メトロイドドレッド、ソニックアドベンチャー、サイレントヒル2など、有名タイトルがいっぱいあります。

では本題といきましょう。


Hylics 2(Any%)(35分)

  • PCでMason Lindrothさんという方が2020年に発売したインディーズのRPGゲームです(Hylicsと書いてハイリクスと読みます)

  • 確か2021年くらいの海外RTAイベントで初めて見てなんだこれは…と思ったのをすごくよく覚えています。このゲーム発売当時も結構話題になっていたようです。

  • とにかく実際に動くのを見ていただければわかるのですが、ビジュアルがとにかく強烈な個性を持っていることがわかります。なんでも粘土で作ったものを撮影したものだとか。シュールレアリスムとはこういうものを言うんでしょうね。

  • ジャンルは王道のRPGですが、RTAではあまり戦闘はないです。ごく自然にバグ技を使ってスキップしたりしているので。パっと見アクションゲームのように見えてすらしまいます。ストーリーもほぼわからないと思います(笑)

  • 実はこのゲームは日本語版が出ていないのですが、有志が非公式に日本語化してくださっているので、興味を持たれた方は購入して遊んでみてはいかがでしょうか。

配信リンク↓


ポケモンカードGB(Any% Glitchless(Bulbasaur and Friends)(1時間10分)

  • 1998年12月18日にゲームボーイ用ソフトとして発売された、ポケモンカードで対戦するゲームです。

  • 「Bulbasaur and Friends」というカテゴリは「フシギダネとともだちデッキ」のことです。いつものポケモンでいう最初にゼニガメヒトカゲフシギダネのうちどれを選ぶか、と意味合いは同じです。

  • 解説の方が博識で、RTA上の戦略もそうですがポケモンカードよもやま話も面白くて楽しませいただきましたので、今回ピックアップさせていただきました。

  • 昔のハードのゲームですが、2023年8月8日にSwitchで遊べるようになったのですぐ遊べますね。続編を実はプレイしたことがないのでこれもSwitchで出てくれると嬉しいなぁ。

配信リンク↓


マリオストーリー(All Cards)(3時間)

  • バグ技だらけで有名なマリオストーリーのRTA。以前にも何回か見てますがピックアップ。

  • 今回走られた「All Cards」というカテゴリですが、要はストーリー上必須となる7つのダンジョンクリアが必須となるカテゴリです。ダンジョンをクリアする順番は指定されていないので、それだけでなんだか不安になりますね(笑)

  • 3時間と長丁場ではありますが、かなりバグ技が多いので飽きずに見れました。見た目にもとても面白いです。

  • 日本語解説はないのですがチャット欄に有識者が解説してくださっていますので、ストーリーの補足やまともにやった場合と比べて何がバグでおかしくなっているのか、といったことを把握したい方はチャット欄と合わせて視聴されることをお勧めします。

  • 2024年現在、Switch Onlineで遊ぶことができ、バグ技も再現できるそうなので嬉しい(?)ですね。

配信リンク↓


一応他にも「アフターイメージ」や「GYLT」、「Haven」など気になるゲームはあったのですが、通常プレイしたいなー程度だったので、名前を挙げるにとどめさせていただきます。


まとめ

  • 今回のイベントでは少しピックアップ数は少なめという結果になりました。

  • 少なかった理由は二つあります。(自分にとって)目新しいタイトルがあまり多くなかったことと、イベントのコンセプト上の制限(女性であること(自認やVなどは許容っぽい))で、解説の入っているタイトルが少なかったことだと思います。

  • japanese restreamさんのお次のリストリームは「Midwest Speedfest 2024」(MWSF)だそうです(2024/4/20~)。楽しみです。

    • このイベントの応募一覧見たのですが、もうマリオRPGのリメイクあるんですね…いや~早い!


その他

このイベントの取り組みが新鮮だったので1つご紹介。

ゲームのバンドルを買うと、買った額の一部が寄付できるシステム

  • このイベントでは、このイベントのためのゲームバンドルが「Humble bundle」というサイトで販売されており、そこを介して買うと一部が寄付できるというシステムが導入されていました。(Humble bundle は割と前からあるようです)

  • 今回バンドルの中身はこのイベントで走られたゲームがいくつかピックアップされていました。そのバンドルを購入すると、このイベントの寄付先に寄付ができるというもので、しかも結構お得な値段で購入できるようなのです。

  • このイベントでゲームを知り、そのゲームを遊んでみたいとなったらこのバンドルを購入することで寄付もできるというのはほほーと思いました。わりとこういった文化は海外だと積極的に行われているので新鮮だなと感じました。

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