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射出成形はじめました [INARI F06]

えー、最近は3Dプリントに飽き足らず、射出成形に手を出し始めました。

INARI F06ちゃんです

まぁ、前から興味はあったんですけど、懐に余裕があったのと
メーカー即売会で型落ち品のセールがあるという話を聞いてお迎えしちゃいました。

会場は諏訪湖のすぐそば
頑張って載せた
岡谷のうなぎは超美味しかったです

家帰って開けたら、梱包がめっちゃ凝ってて驚きましたww

しかし段ボールめっちゃ捨てる事になる

INARIは全て自分で組み立てるコンセプトです。
自作3Dプリンタ勢なら余裕だと思います。一般の人はちょっと戸惑うかも。
でも説明書がとても丁寧なのでちゃんと読めば大丈夫。
3Dプリンタ的には途中でクソデカホットエンドが出てきてちょっとテンション上がります。

ヒーターとサーミスタの付いた見覚えのある金属塊

金型についてなんですが、「射出成形なんもわからん」という状態なので、設計ノウハウが溜まるまではレジン型でやってみる事にしました。

レジン型とはつまり光造形の3Dプリンタで作ったUV硬化レジン製の型のことです。

知人の有識者にアドバイスを貰いながら設計

INARIを買うと、金型設計リファレンス的な虎の巻を閲覧出来るようになるので、金型設計を知らなくてもとりあえず手を動かせるようになってます!

材料はBambu Lab X1-Carbonから出たパージ材(所謂Poop)を使います。

モジャ

知らない人向けに紹介すると、Bambu LabのX1-Carbonは多色で出力出来る3Dプリンタなのですが、カラーチェンジの際にノズル内に残った樹脂を排出し入れ替える必要があります。
その際に排出されるのがこのパージ材で、使い方によっては1点出力するのにとてつもない廃材が発生します。

得た物とその代償

出たパージ材は基本的に捨てるしかないのですが、INARIがあれば射出成形の材料として生まれ変わるというわけです。

で、ファーストショットがこちら!

ん?

シリンダに入れた樹脂量が全然足らなくて、めちゃくちゃショートショット(欠肉)になりました。

もっと沢山材料を入れてみると、ちゃんと充填されましたが
今度は金型から外れないww

綺麗だろ…外れないんだぜ…これ…

今回はPLA(ポリ乳酸)を使ったんですが、収縮率が極めて低いのと
「薄いし要らんのでは!?」と金型に抜き勾配を付けなかったのが原因なのかなと…。
その反省点を活かして次の金型を準備しているところです。

自分に光造形の経験値が皆無なのもつらい
ちゃんと抜き購買付けた

うまく行ったらまた報告します!


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