Ender-3 V2から作るCoreXYな3Dプリンタ「Fraxinus3e」
Fraxinusとは
Fraxinusは既存のCartesian構造な3Dプリンタをベースに、コンパクトかつ高速動作可能なCoreXY構造の3Dプリンタを作っちゃおう、というプロジェクトです。
CoreXY構造の3DプリンタとしてはVORON等が有名ですが、それなりに高価で手が出しづらいところがあります。
その点で、Fraxinusは既にCartesian構造の3Dプリンタを持っている人が初期投資を抑えつつCoreXY機を手に入れる事を可能にするわけです。
現在はKingroon KP3SをベースにしたFraxinus1kとCreality Ender-3 V2をベースにしたFraxinus3eがあり、どちらもベータ版のテストユーザーを募っている段階です。
Fraxinus1kの方は実際に稼働するものが沢山出てきていて、組み立てノウハウはある程度溜まった感じ。
今は組み立て後の改良について各ユーザーが検討しているようなフェーズです。
Fraxinus3eの方は2022年6月現在で完動機は著作者であるfukumayさんの1台のみで、まだまだこれからの機種です。
とは言え、1kと設計コンセプトは同じで流用部品も多く、ノウハウをそのまま活かせられるのでそんなにハードルは高くありません。
私は1kが登場した時点で「ふーーん、いいじゃん!でもKP3S持ってないしな」と思ってスルーしていたのですが、自分が使っているEnder-3 V2ベースな3eが出たタイミングとボーナス支給がちょうど重なったので、3eのテスターとしてプロジェクトに参加する事にしました。
まだベータ版なのでBOM(部品構成表)やプリント部品の3Dデータは未公開なのですが、製作時の写真等の公開はOKとのことなので、私のビルドログとして記録していこうと思っています。
ちなみにマイ3eの最新組み立て状況はこんな感じ。
まだフレームだけです。
色々と書いていくのでよろしくお願いします!
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