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ガレージ照明の話

今回はインナーガレージの照明の話です。
「照明はこうやって選べ!」って話ではなく
「こんな風にやってみたよ!」な話ですが、誰かの参考になれば幸いです。

ガレージ照明に関する情報が少ない

家の照明プランニングって、居室に関しては情報が沢山ありますがガレージに関してはなかなか無いです。
多分インナーガレージを作るような人はちゃんとしたハウスメーカーで作ってて、照明プランナーがその辺やってくれるんじゃないかなと思ってます。
うちの場合「インナーガレージは若干実績あるけどオーバースライドシャッターは初めて」という工務店だったので、なかなか苦労しましたね…。
インナーガレージ実績有りと言っても「ただクルマが収まれば良い」という感じで趣味に特化したガレージは経験ないようで、工務店の方から有用なアドバイスはあまりありませんでした。
なので、照明も自分たちでプランニングしました。

実際の構成

クルマのライトアップ用のスポットライトが6つ、
作業用の照明としてベースライトを2つ設置しています。
現状はこの構成で不自由していません。夜の作業も快適です。

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スポットライトのみ点灯

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ベースライト+スポットライト点灯

ベースライトもスポットライトも埋め込みではないので天井が割とゴチャッとしてます。
天井は既にオーバースライドシャッターのフレームやモーターもあるので、多少物が増えても今更かなと。笑
埋め込みにしとくとシュッとした感じになるでしょうが、スポットライトの数や位置に自信がなかったので、後で変えられるようにダクトレールを採用しています。
あと、ダウンライト埋め込みよりも若干安かった記憶があります。
天井の穴あけ要らない分で工数が少なくなるよう。

明るさってどれぐらい必要?

作業用照明の明るさがどれくらい必要なのか。
ストレスなく作業したいのでよく考えたいところです。
オイル交換等の軽整備や、バフ研磨のような塗面をジッと見る事を想定してみます。
一応JISで照明基準というのがあって、それでいくと目視検査ぐらいだと1000ルクスは要るようです。
ベースライトが8500lm×2つ、スポットライトが1000lm×6つで合計23000lm、ガレージの床面積は23.2m^2、lx = lm/m^2なので
23000/23.2 = 991lxとなります。
1000lxには若干足りてませんがこんなもんでしょう。(実際困ってない)
足りなければダクトレールに照明足せば良いですしね。

ガレージ照明のスマート化

スポットライトにはIKEAのスマート電球 TRÅDFRI(トロードフリ)を使ってます。
制御するハブはPhilips HueのHueブリッジを使ってます。

ベースライトには電源にWi-Fiスイッチリレーをかまして、アレクサで制御できるようにしました。

アレクサに「スポットライト点けて」と言うとスポットライトが暖色で点灯
作業灯点けて」と言うとベースライトとスポットライトを白色にして点灯する定形アクションを組んでいます。

オーバースライドシャッターと照明の注意点

オーバースライドシャッターがあるガレージの照明は二点ほど注意点があって、一つ目はシャッターと干渉しないか要確認ということ。
当たり前なんですけど、板を巻き取るのではなく天井にスライドして来る方式なので、板に当たらない照明を選ぶ必要があります。
我が家の場合、天井高がそれなりにあったので特に不自由なくスポットライトを付けられています。
なので、天井からシャッターまでの隙間がどれぐらいあるかというのは重要なポイントなんですが、我が家の場合実際にシャッターが取りつくまで分かりませんでした…w
工務店は「シャッター屋さんに聞かないと分からない」と言い
シャッター屋さんは「うーーん…多分15cm~20cmぐらいじゃないですかねぇ?(←全然違う)」ってフワッとしてるし、そんな状態で照明選んで買えないので、取り付いた後で寸法測って注文しました…。
図面描けばわかるんでは…??
工務店とシャッター屋さんの連携がグッダグタで、色んな所でその弊害が出ています。

二つ目は照明がシャッターで隠れること。

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これも当たり前っちゃ当たり前なんですけど、シャッター開けてると照明が隠れます。
なので、シャッターを前回にしたまま何かするのであれば床置きや壁付けの照明が必要になります。


完璧ではないけど

twitterでバズってるようなガレージとはちょっと違ってますが、色々制約がある中でそれなりに満足出来る感じにはなったと思ってます。

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