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【第3回】やっぱり生きた人間をめちゃくちゃにしたい 〜環境ロードマップ〜

こんにちは。ぽけむらです。

今回は特定の環境における結論について思うことを話していきます。
カードゲームで例えると分かる方もいるかもしれませんが、大型大会の上位がほぼ同じデッキだったりするじゃないですか。あれです。

ポケモンのダブルバトルでも、大会の上位パーティが4~5体同じみたいなことは結構あります。

これは特定の環境において、正しく研究を重ねれば誰しも同じ道筋をたどれるようにロードマップが存在するんだと思っています。
問題は大会までの期間が限られていることです。

時間が限られている以上、最も効率よく研究し環境への理解を深めたプレイヤーのデッキがその時点の結論となります(もちろん当日の運で波乱は起こりますが)。
だからこそ、同じデッキが上位を独占してもそれは美しい研究の成果物であり、55枚が同じでも5枚の違いが味わい深いという訳です。

んで大会が終わればまた新弾が出て研究もリスタート。おおむねこれの繰り返しなんじゃないかなと。

ではもし仮に大会がなく、カードプールも固定。ひたすら環境の研究をし続けたとしたらどうなるでしょうか。
よほどのぶっこわれがない限りは、環境は進み続けて洗練されていくと思っています。
1強が現れほんの1~2枚の差で刺し合うゲームとなるか、3すくみがそのシェアを奪い合うのか、全く新しいメタが生まれ続けるのか・・・。なんにせよ人がいる限り流動性は保たれるのかなという予想です。

数年前に効いた噂によると、初代ポケモンや金銀の対戦環境は有志によって進み続けているそうです。たしかブースターが強いとかなんとか。

今はさすがに動きは止まっているとは思いますが、極限まで研ぎ澄まされた環境ってのも見てみたいものですね。

ぽけむら @pokemura1140
ポケモン関連作品を中心に幅広い対人ゲームをこなすオールラウンダー。
ダブルバトルを中心としたポケモン対戦の情報サイト「リバティノート」の運営も務め、同サイトで行われるコミュニティ大会「てるチャレ」では配信周りと実況解説を担当している。

リバティノートのURLはこちら。
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リバティノートのYouTubeはこちら。
https://youtube.com/c/LibertyNote


こんにちは。ヒモです。
ぽけむらさん寄稿の不定期連載コラムも早いもので第3回。
対戦ゲームの環境とか結論の話を聞くのは僕も大好きです。
多くの人々の思考や選択の果てに生まれる一連の歴史を聞くのは胸が躍ります。なんか大きな日記を読んでいるみたいで。
自分でもいつかそういう記事を書けたらいいなぁ。

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