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ヒスブロプレイ日記 ~エルフデッキを使いたい~

 紫乳首

 mtgAで実はそこそこ遊んでいるフォーマットがヒストリック・ブロール。

※ヒストリック・ブロールとは
 EDHと同じくハイランダー(デッキ内重複無し)の100枚デッキで対戦するフォーマット。
 ただし、EDHと異なり「対戦は1VS1」「プレインズウォーカーを統率者に指定できる」という特徴がある。
 カードプールはmtgAに実装されている全カード。アルケミーのカードも全部使えるし、調整入ったカードは調整版のみ使用可能です。無修正戦車返して

 EDHだと「3VS1じゃ厳しいだろ……」みたいな理由で敬遠していた統率者が使えたり、そもそも使えないプレインズウォーカーが使えたりと独特なプレイ感が気に入っています。

 今までは≪収穫の声、サイシス≫を愛用していましたが、3回に1回ミラーマッチが発生する異常事態に突入したり、単純に他のデッキも使ってみたくなったりして次の統率者を探していました。

強ジェネラルを握ると見ない日はない


 紙のEDHで≪養育者、マーウィン≫や≪エルフの刃、ラスリル≫を組んだりするくらいにエルフデッキが好きなので

ちょっとガード下げるとすぐ無限マナ。
エルフがたくさん並んで楽しい。


 ヒスブロでもそんな感じの統率者が使いたいなと考えていたところでまず目を付けたのが冒頭の≪タイヴァー・ケル≫でした。

強そうですね。

 「ヒスブロでゴルガリ組めるようにしといたよ!」と言わんばかりの永続効果に加えて、無難に強い+1と言ったら勝ちな-6など悪くなさそうな性能。
 あとヒスブロならではのプレインズウォーカー統率者ということもあってまずはこれで組むことに。

 ランクもかかってないフォーマットなのでデッキは自作。
 とりあえず1~3マナ帯の持ってるエルフを一通り+マナファクト・ランパン+大型フィニッシャー数枚+2色土地含めた土地調整でとりあえず100枚に収めて早速試運転。

 結果は上々。
 上々だったのですが、特にタイヴァー・ケルである必要がない。
 ≪耕作≫やマナファクトでマナを伸ばしつつ、≪長老ガーガロス≫や≪ファイレクシアンの抹消者≫のようなフィニッシャーを出して勝ちというのが黄金パターン。
 タイヴァー・ケルをキャストして定着できるような盤面ならそもそもおおよそ勝ちだし、出してもフィニッシャーを引き込むことにつながるわけではない。感触はいいけど最善ではなさそう。
 なら他のジェネラルでもよくない?ということで頭を挿げ替えて色々試してみることに。


 初めはこの子。

このイラストの広告カードに「友達と一緒に」みたいなこと書かれててクソウケた思い出

 全除去されてもサイズが落ち込まないという強みを持つ≪ラノワールの異形≫。早速使ってみることに。

 う~ん……結局≪タイヴァー・ケル≫で気になっていた手が細くなるという欠点をそこまで解決できていないので感触・戦績共にいまいちでした。
 やっぱりアド稼げる統率者が一番!!


 次はこの子。

またEDHでゴルガリしてねな起動型能力してる

 さっきのアドの話は置いといて、対戦したサワギバの動きが面白かったので自分でも使ってみることに。
 エルフが好きな理由が盤面に物がたくさん増えるところなのでリスが増えても当然嬉しい。

思ったより回してた。

 結果はぼちぼち。
 ちょっとトークンシナジーに寄せすぎて単体で何もしないカードを増やし過ぎてうまく回らず。
 いい初手の時は綺麗に回ったのですがやっぱり手が細くなるのが難点。
 とはいえ動きが楽しいのは間違いないのでこいつはその内リベンジします。

 やっぱり出して即アドが得られる統率者が一番!!ということで次に試したのがこいつ。

やっぱりcip能力持ちにハズレ無しよ

 エルフデッキなら実質1ドローみたいなテキストしてる。
 紆余曲折を経てちゃんとドローができるジェネラルに辿り着きました。
 デッキ内容も原点に立ち返り≪タイヴァー・ケル≫の強かった基盤をほぼ流用。こいつで決まりでしょう。

 う~ん。
 気付いてしまったのです。
 確かにヘラルドは1ドローがほぼ確約されていますが、持ってこれるのは展開用・マナ加速ようのクリーチャーばかりで、冒頭の黄金パターンにあったようなフィニッシャー達は持ってこられないのです。
 他にも手札にフィニッシャーはあるので土地を引き込みたい、といった場面も少なからずあり、単純なドローの方が強いだろうと感じていました。

 そしてもう一点。
 1VS1であるヒスブロにおいてはEDHと比べて単体除去も重要度も高いです。
 先ほどまで挙げていた

 とりあえず1~3マナ帯の持ってるエルフを一通り+マナファクト・ランパン+大型フィニッシャー数枚+2色土地含めた土地調整でとりあえず100枚に収め

 という基盤にどれくらい除去を加えるかも意識するようになってきて更に頭を悩ませることに。
 いっそ除去能力も持っててドローもできてしかもエルフシナジーを受けられるなんてそんな都合のいいクリーチャーが……


誰?

 誰?(double strike)

 cipで疑似格闘を発生させ、クリーチャーが死亡したターンの終了ステップ開始時に1ドロー。しかもドロー効果は自分の各ターンで誘発するので継続ドローが可能。しかもエルフ。しかも顔がいい。シェスラの囁きASMR待ってます。

 こいつじゃない!!!??

 まさに除去ができてドローもできる。要求仕様を完全に満たした統率者です。
 なぜ今まで見つからなかったのかといいますと、デッキを組む際の”とりあえず1~3マナ帯の持ってるエルフを一通り”のせいで生成するエルフを見繕う際も1~3マナ指定していて見落としてしまった、という説が濃厚です。

 というわけで先程のヘラルドデッキの頭を挿げ替えて再発進。

汎用多相入れ忘れてたのは見ないで……

 いい感じ!
 多分ここから数重ねていくうちにまた問題点が出てくるとは思いますが、ひとまずいい感じの着地点を見つけたのでご満悦です。
 あと単純にデッキの中身のブラッシュアップが進んだというのもありそう。ヘラルドデッキにしたときに氷雪パッケージとか追加してるので。


 というわけでここ一週間くらいのヒスブロプレイ日記でした。
 ランクもかかってない気楽なフォーマットなので、皆さんもとりあえず手持ちで組めそうなデッキでちょっと遊んでみると楽しいかもしれません。


おまけ

 今回は緑黒のゴルガリカラーでエルフを組みたいというところからスタートしたのでスルーしていましたが、緑単色でエルフを組むなら多分こいつがかなり強いです。

 ≪タイヴァー・ケル≫よりも軽くてパンプ効率もいい。エルフの1ドローも内蔵しつつ、奥義も手札と盤面がすぐ強化される。
 といった具合でエルフ統率者にほしい要素が大体入ってる。
 誰か試して感想教えてください。


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