アマガミ初見プレイ　2周目終了　〜絢辻スキBEST〜

クゥ〜ン……

この記事には『アマガミ』本編の内容に触れる記述があります。

1周目はこちら。

アマガミ初見プレイ　1周目終了｜ヒモ｜note

アマガミの初見度合い、プレイ動画もアニメも見たことなくてヒロインの名前も知らないレベルでした。
なんなら恋愛SLGすら初めてなレベル。

1周目は誘われるままフラフラと森島先輩スキBEST。

2周目の今回は、前回の宣言通り絢辻さんルートへ。

レベル1は順当にクリア。
髪の毛触らせてもらうの好きなのでとても興奮しました。

レベル2突入直後、絢辻さんが裏表のない素敵な人になりました。

説明書に「仮面優等生」というキャッチコピーが付いてたのでどこかでこういった展開はあるだろうなと身構えていたのですが、急にフルスロットルで来られて泣いちゃうかと思った。
女性にネクタイ掴まれて詰問されるシチュエーションは好きなのでドキドキしました。

それから絢辻さんに所有物宣言されたり犬扱いされたり。
なんか今のところ2人連続で僕が犬になっていくんだけど、これは僕が本能で"飼い主"を引き当ててるのか、アマガミというゲーム自体にそういった傾向があるのか全くわからなくてとても不安になっています。
「甘噛み」を冠するゲームだし普通に全ルート犬になりそうな気がしてきた。
プロローグも言われてみれば忠犬ハチ公みたいなところあるし本当にそうなのかもしれん。

閑話休題。

レベル3に入り、クラスメイトに素がバレたりクリスマス委員を解任されたりと大波乱。

ドッジボールとか遊園地とかいいシーンが多すぎてずっと「んふふ」って笑いながらプレイしてました。
棚町薫さん、ちょっと格好良すぎ……

家庭環境とかうさぎとかめ聞いてからの遊園地デートちょっと可愛いすぎたね……
森島先輩の犬になって今度は絢辻さんの犬って話はさっきもしました。
ただ、森島先輩の時は心から先輩の犬になってかわいがられてたんだけど、絢辻さんの時は「僕を犬扱いする絢辻さん可愛いなあ」って内心かわいがる側の目線で見ていたんですよね。
で、遊園地デート見て絢辻さんの僕への態度は甘える相手を見つけた子供のそれだったんだと気付き、同時に2種の犬の違いもはっきり分かって腑に落ちました。

そういえばたとえ話に使った「うさぎとかめ」といい、ラストの「サンタさんになりたかった」といい言われてみれば幼さを示す要素が散りばめられてたなと。

思えばクリスマス委員に立候補したのも優等生の仮面を被る以上にサンタさんへの憧れが大きかったんだろうなとか気づいちゃって思い返すほど絢辻さんへの愛おしさが募っていく……

その辺を踏まえると「クリスマス委員を辞めて僕と二人のクリスマスを過ごす」っていうラストは
「みんなを幸せにしたい」から「自分と自分の大切な人の二人で幸せになりたい」への変化と
「サンタさんへの憧れ」という幼さからの卒業の
2つを同時に意味していて、その、シナリオがうまい…………（結局出るのがそれ？）

追記:サンタさんは姿は見えないけど人々から存在を認知され愛されていて、絢辻さんはそんなサンタさんに憧れていたけど僕に姿を見られたことで「サンタでいられなくなった」って捉え方もできそうだなとか思いました。
手帳を燃やして再出発したシーンとか同じ手帳を先生や梅原も持ってるみたいな話を踏まえてもう少し綺麗に読み解けそうなんだけど、ちょっとまとまらないので続きは次周以降で……

でもラストを飾ったツリーは今までサンタさんに憧れて頑張ってきた絢辻さんの努力の結晶だから、過去の絢辻さんを否定するようなエンドにも全くなっていなくて、
ちゃんとずっと頑張ってきた絢辻さんがようやく報われた結末になってて本当によかった。いや本当によかった…………

なんかプレイ時は「わー！めっちゃよかった～！」ってテンションだったけど1日2日置いて改めて感想文字起こししてたら「いや、めっちゃよかったな……」としみじみしてしまった。
強かったわパッケージポケモン。

アマガミめちゃくちゃおもしれ～となりながら現在3周目プレイ中です。
平日は30分～1時間ずつくらいしか進まないので1周に7～10日くらいかかりますが、よかったら3周目の感想も読みに来てください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。