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第六章 社会人: 決断⑥トラウマを越える


           ♪ O Joseph Joseph

2016.8.18

フランス凱旋門の近くの地下道でジプシーの女の子たちに囲まれました
“困っているからここにサインをして欲しい”と言っているように受け取りました ペンを握らされてアンケートのような紙を突きつけられました

後ろから、親子が走ってきて ジプシーたちを追い払いました
“ひとりで歩いちゃダメ 困ったら助けを求めなさい”と言われているように受け取りました

本当にびっくりしました ひとことも言葉が出ませんでした
たった30秒ほどの出来事なのですが、私の中で6年間 その30秒が思い出せない時はありませんでした

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海外の方が日本で怖い思いをして自分のブログでその出来事を書いていたら哀しいなと思うんです  私は私がその出来事から学んだことを書こうと思います

ちょっと前までの私であれば、また凱旋門に行くように言われても怖いと言うでしょう 今の私は行けます ひとりであの地下道は歩かないし、スーツケースはできるだけ引いて歩かないし しっかり断れます 言葉が通じなくてもいくつか方法があります

人からすると大したことがないことでも、自分からすると大きなことがありますね  挑戦することが怖いなとか、自分だからダメなんだと思うこともあります  それでも自分の望むものがあるのであれば、それを超えていかなければなりません それを超えたらいろんな世界が見れます 目的地にもたどり着きます 私も学んできていたことを思い出しました

ヒトを知らなかった無知の知でした あなたたちを知らなかったし、自分がどう見られているのかも知りませんでした ジプシーにも歴史があり、フランスにいる理由があり、素敵な文化もあります 敬意を込めてあの時のジプシーたちも仕事を見つけて元気に過ごしていますように

人から自分を学びます ブログの中でお友達と会えるまでもう少しです^^

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