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毎日クロスワード。5月14日,斎藤茂吉の生まれた日!
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概要 このページでは「今日は何の日?」にちなんだクロスワードパズルを毎日提供しています。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)
クロスワードにチャレンジ!
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今日は何の日(ヒント)
5月14日は,斎藤茂吉の生まれた日です。
斎藤茂吉は大正と昭和に活躍した歌人(かじん)です。精神科医でもありました。
斎藤茂吉の歌にこんなのがあります。
死に近き母が目に寄りをだまきの花咲たりといひにけるかな
日常の言葉にしてみると,こんなふう。
もう終わりが近づいている母に顔を近づけて言いました。「おだまきの花が咲いたよ」
おだまきの花というのは下の写真のような花です。花言葉は「愚か(おろか)」。これはバカとか悪い意味じゃなくて,愚直という意味です。愚直に努力を続けて生きるというような意味ですね。
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死を意識すると,生き生きと輝いている命に敏感になりますね。私も母を看取っているとき,咲いた桜,母が育てていた花たちが咲くたびに写真をとって,こんなのが咲いているよと伝えました。母はじっとみているだけでわかっているのかわかっていないのか,それもわかりませんでした。
いろいろある生活のなかで,なぜ,そのような輝く命(いのち)に目が行くのか,やはり,それは避けられない死を意識するからでしょう。ひとは死を意識することで,人生の最後まで成長を続けられるという意見があります(エリザベス・キューブラー=ロスの意見)。
ソクラテスが死を前にして,フルートの練習をしています。ソクラテスは死刑になることが決まっていました。どうして,こんなときにフルートの練習をしているんだと友人が聞きます。ソクラテスは答えて言います。「この曲を演奏できるようになりたい」。
死を意識しているひとは,前を向いて,なにかを習得したい,なにかを理解したい,なにかをやり遂げたいと強く望むことでしょう。
死と生。まったく相反するものです。やはり,ひとがよく生きるためには死が必要であり,死があるからこそ,終わりがあるからこそ,成長し続けたいと思うのでしょう。
母は最後喋ることはできませんでしたが,足を使って自分の意思を伝えようとしていました。右足の曲げ伸ばしで会話はできました。
人間は死ぬまで生きないといけないと母はよく言っていました。当たり前だねーと言って笑っていましたが,まったくそのとおりだと今は思います。死ぬまでしっかり生きないといけない。
5月13日の答え
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