[ 伏字クイズ ] ××××××は戦いに××××からは出でまさね(与謝野晶子)
[サイトマップを見る ]
伏字
日露戦争の際に「君死にたまふことなかれ」と詠んだ与謝野晶子。明治37年当時はそのまま活字にできましたが,昭和7年に渡邉順三「史的唯物論より見たる近代短歌史」に引用された際には以下のように伏字を加えられます。
国語のテストを受けているような気分ですね。伏字にしたところで,この本を手に取るひとであれば,与謝野晶子のもとの歌を知っているでしょうし。この場合,伏字はより与謝野のメッセージを強くさせるように働いているようにも思います。
伏字クイズ
伏字は体制批判と受け止められない工夫ですが,その後,男女の恋愛を想起させる言葉についても伏字にして出版したそうです。男女の恋愛を想起する言葉といったら,一体どんな言葉でしょう。男女の恋愛を想起する言葉の代表例として,×××があります。以下,漱石の「夢十夜」でその言葉を伏字にしてみました。伏字になっている言葉は何かわかりますか?
記事を書くに参考にした論文
[ サイトマップを見る ]
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?