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稽古中,自分の課題にとらわれてしまう。

今日の稽古は中途半端になってしまった。私が攻める。先生が打つ。そこを返す。それを試してみようと思ったが,それは本来流れのなかですべきこと。始終そんなこころもちでいたら,全然,稽古にならない。

しかし,それに気づいたのは,稽古の途中だった。情けない。以下は稽古後先生に挨拶に行った際の激励。

今日の稽古には本当にがっかりした。1週間,稽古してきたのか。貴重な稽古の時間が全くの無駄だ。毎日の生活のなかで意識して体の動かし方を稽古できるだろう。

令和5年12月13日の稽古,八段の先生のコメント

かなりきびしく,あとで少しこたえた。あー,しまった。まさに,とらわれてしまった。自分の課題に囚われてしまって,他のすべきこと,すっかり忘れてしまっていた。

先生からの指摘。そして,それを1週間でなんとか改善する。

  • 腰から打つ。

  • 手の内を使って打つ。

  • 脱力する。

  • 相手の出方によって,あるときは打つ,あるときは返す,それを確実にする。

うーん。これは全て難しいものばかりだぞ。けれども,これを1週間で改善するんだ!今できないことが,将来できるはずもないし。

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