成長への流れ

記憶法の中で一番効果が薄いとされているのが「聞く」という方法なのはご存知ですか? 20代前半までは「聞く」だけでもインプットできる柔軟な脳であるという研究結果はありますが・・

ズバリ我がチームの方針の一つは「考える」です。ただ走るにしても何故走る練習をするのか?どんな走り方が早いのか?もちろん指導は行いますが、展開させていくのは選手達です。走りだけでなく何故この練習をするのかを指導者も練習を行う前に選手に理解させる必要があると考えていますし更に指導内容を展開させていくのは選手の役割だと考えているからです。

一度の指導で内容を理解する選手がいるなかで逆に理解するまでに複数回の説明が必要な選手がいます。この後者の指導を再び指導者が行うのは実は効率的ではありません。何度も理解するまで指導してくれる指導者を良い指導者だと思う人もいるとは思いますが記憶法の中で一番効果があるとされている方法は人に教えるという方法なのです。

もうお気づきですね。そうです。私の指導を理解した選手がまだ理解していない選手に教える立場に回ることでより深く理解し成長していくシステムなのです。

私がはじめて全国大会に出場したのはチーム発足から2年目でした。

なんと1期生が見事に全国出場を決めてくれたのでした。

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