「生き方を探す」よりも、素直になろうよ

「自分探しのたび」をやっていた時期もあって、たくさんの人に会っていろいろな選択肢を知って。すごいなーと思っても、じゃあ実際に自分がやってみたいかと問うたらそうでもなくて。憧れどまり。

自分のやりたいことは「探す」のではなく、どれだけ自分に「素直」になれるかだと気がついた。

選択肢なんて無限にある。今から弁護士になるのだって不可能ではない。プロ野球選手になる…みたいなのはさすがに厳しいかもだが、プロ野球に関する仕事をするのなら不可能ではないだろう。

無数にある選択肢。その中からやりたいことを探すのは大変だ。しかし、一つだけ確実に言えることがある。

「それをやるのは自分だよ」

世間体・家族の事情・将来への不安・金銭面……。それぞれに事情があって優先順位も違う。世間体を優先したっていいんだ。

ただ、一回素直になろう。

本当はカフェをやってみたい。けれど今は家族がいるし、家のローンもある。だから会社員を続けつつ、でもカフェにチャレンジはしてみたいな。週末でもいいから月1回くらい。あ、物件のオーナーになるっていう選択肢もあるのか！

ほら前向きになった。

素直になるのは思ったより難しい。個人差はあるけどね。

なにがよいわるいとか、今は好きなことで生きていく時代とか。そういう価値観もいったん捨てて、向き合ってみる。

ま、それすらもやりたくなったらやればいいよ。きっと、違和感が教えてくれる。