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東京でいきなりパニックになって、家に帰れるか不安になった話

都内でなんの前触れもなく、人混みの影響なのは間違いないのですが、パニックになって駅構内で過呼吸とめまいがしました。

自宅までは約40km。時刻は20時台ですが都会とはいえ終電はあります。非常に困ったことに。

ひとまず一駅だけ電車に乗ってみたのですが、たった3分でも座り込みそうになり、こりゃダメだと。駅構内すら具合が悪くなるので改札を出てとりあえず歩く。

ここで考えうる選択は3つ。

⒈近くのネットカフェで一晩を過ごし、翌日の様子を見る

⒉翌朝6時着になるが歩いて帰る(8時間徒歩移動)

⒊歩けるところまで歩いて終電まで様子を見る

今までも人混みで具合が悪くなったことはありました。ただ、何かしらのイベントが原因だったため車で休めたんですよね。今回は家から電車移動だし、さすがにタクシー移動はお金がすごいことになる。

ネカフェで休んでも良くなるかわからないし、着替えなどもちろんないのでゆっくり休めるか不明。気分的に解放された空間(要は外)にいたかったんですよね。

結局、歩けるところまで歩いては駅に入って様子を見ることに。もし終電まで間に合わなかったら、夜通し歩いて帰る覚悟です。翌日は何も予定がなかったのは幸いでした。

そういえば昼から何も食べていなかったのもよくなかったなと思い、とはいえ食欲はないのでコーラを自販機で購入。世界一周したある人が、海外で困ったらコーラと言っていたのを思い出しました。

で、結局コーラを飲むと体調がだいぶ回復しまして、23時ごろに電車に乗れました。低血糖も原因だったかもしれません。ただ、体調のことを考えるとまだ少しぶり返しそうだったので、音楽をいつもより1段階ボリュームを上げて聴くことで凌ぐ…。

そんな感じで予定より4時間以上遅く帰宅。なんとか帰れてよかったです。一時は帰れない…と絶望でしたから。

今はだいぶ良くなっていますが持病の過敏性腸症候群も性格によるものが大きいと診断されていまして、今回はお腹ではなく軽いパニック障害として現れたのかなと。普段は車移動の生活でよかったと痛感。残念な気持ちもありますけども、これは都会で働くのは厳しい。

満員電車が嫌とかそういう感情的なものではなく、身体が拒否反応を起こすのは本当に辛いなと、たった3時間でも痛感しましたから。

一昔前、日本ハムファイターズ時代の小谷野選手がパニック障害で出場機会を減らしていた時期がありました。これは本当に、クセというかトラウマというか、意識するほどぶり返す感覚です。向こうは逃げ道がないですから、本当辛かっただろうなぁ…。

実際に痛い目を見ないと納得しない性なんだなと、自分でも面白いほど今年は特に勉強になっています。これも成長だとプラスに捉えよう。


いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)