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首都圏(東京・埼玉・神奈川)で車中泊するコツとお金まわり

東京都付近でバンライフ(車上生活に等しい)をしています。現状でわかったことを共有していけたらなと。

なお、2024年2月の経験ですので、車中泊が盛んになる春〜秋にかけてはまた事情が異なるかもしれません。駐車場代なども変動するかも。


都内の駐車場代&トイレ事情

九州の田舎者からしたら、東京なんてどこも24時間2,000円とかそんな漢字なんだろうなと思っていました。しかし、23区内でも最寄り駅から1kmほど離れたら24時間500〜800円くらいで駐められるという驚き。

大きな道路沿いは24時間2,000円近くでも、細い道を進んでいけば写真のような24時間600円くらいの駐車場に巡り会えるかもしれません。

駐車料金は以下のサイトを参考にしつつ、Googleマップで近くにトイレがありそうな場所を選定しています。実際に行ってみないと治安など不安な部分はありますので、ネットの情報だけで行き先を決めるのはおすすめしません。

また、さすが都会ということもあって、郊外よりも24時間使えるトイレも多い印象です。個人的にトイレは死活問題ですので、コンビニは使わず、腹痛が起こっても長くハマれるように公衆トイレを必須としています。


東京都から少し離れたら道の駅がある

東京都内には八王子に1つしかありませんが、神奈川県や埼玉県になら道の駅もけっこうあります。しかも駐車場は広め。今回は冬場のバンライフでしたが車中泊者もそれなりにいらっしゃいました。

また、トラックの数も地方と比べたら段違いに多く、人によっては耳栓必須かもしれません。ただ、人が多いのは目線を変えると治安がよいということですので、わたしはあえてトラックの多い道の駅を選んでいます。

(以前、岡山県の道の駅で暴走族が暴れていて、トラックの運ちゃんが追い払ってくれた経験があり、それ以来、トラックを見るとホッとします)


シャワーは主に快活クラブ

お風呂は基本的に2日に1回。汗をかいたら連続して入ることもあります。

で、最近は燃料高騰もあってどこも温泉代が高いうえ、首都圏は特に1,000円以上することもしばしば。さすがに毎日入るのは金銭的に食費などにまわしたいなという感じでして、快活クラブの「飲み放題カフェ」を愛用しています。

https://www.kaikatsu.jp/shop/detail/20924.html

30分なら230円と、コインシャワーよりも安いです。今まで利用したことのない方なら入会金を取られますが、一度登録すれば全国で使えるため入っておいて損はないかなと。

洗濯も300円+乾燥機30分100円(60〜90分推奨)で利用できます。コインランドリーよりは安めですね。ただし、サイズ的には家庭用と同じですので、10日分とかを一気に洗濯したいならコインランドリー推奨です。

ガッツリ作業をしたい場合や雨でどこに行こうにもない日は、3時間や6時間パックを使うこともあります。カフェに行くにしても長居するのはちょっと気が引けますし、ココアやジンジャーエールなど飲み放題ですからコスパは高いかなと。

店舗によっては6時〜10時半ごろまで無料トーストを食べられるモーニングサービスもあります。あえて朝シャンするのもアリ。


電車移動する場合の駐車場の選び方

都内へ用事がある場合の駐車場選びですが、あらかじめ電車代を試算しておくと数百円の節約になるかもしれません。特に最寄り駅がJR以外の路線の場合は要注意です。

24時間500円の駐車場があったとしても、行き先まで2つの路線を乗り継いで往復1,000円かかるかも。合計1,500円。

それなら24時間800円の駐車場を使って、JRが最寄り駅なら、往復300円程度で済む場合があります。合計1,100円。

基本的に都内へ用事がある場合、山手線を使うでしょうから、JRだと乗り換えはあっても一度改札を出る必要がなく、運賃も安め。

とはいえ、JR以外でも少し歩けばよい場合もありますし、数百円が誤差と思う方なら素直に利用しやすい駐車場を使ってください。


ガソリン代は意外と安め

ガソリン代について、首都圏はそこまで移動距離がありません。ただ、信号や多く渋滞に巻き込まれることもあるため、燃費はかなり悪くなるでしょう。それでも、アイドリングが主となるぶん、地方を散策するよりもガソリン代は安く済みます。

わたしの場合、ポータブル電源を充電するために、できたら1日3時間はアイドリングしておきたいところです。この期間においては渋滞ウェルカム!


車中泊(バンライフ)の注意点!

首都圏だけでなく、全国どこにでも言えることです。周囲の迷惑にならないことを第一に考えましょう。

  1. アイドリングをしない(特にコインPではNG)

  2. 連泊しない(有料Pでも連泊すると通報されるかも)

  3. あくまで仮眠に留め、キャンプ行為はNG

  4. 真夏は熱中症等、命の危険もあることを自負する


1日あたりの総コスト

あくまで一例ですが、板橋区あたりに車を駐めて秋葉原や新宿あたりへ電車で移動した日の出費を掲載してまとめとします。

駐車場代:500円(前日夜から利用・24時間)
電車代:1,099円
食費:1,500円
シャワー代:230円
ガソリン代:700円(1日あたりに割って計算)
合計:4,029円

内、バンライフ用の出費は1,200円くらいでしょうか。ご飯も家を借りて自炊できるなら1日800円くらいまで抑えられそう。参考まで。

最後に、寝るときはカーテン必須です。後部座席はもちろん、運転席側にもマグネットタイプのカーテンがあると着脱もかんたんで便利ですよ!


いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)