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2年前に買ったGoPro HERO10を手放す理由【動画はスマホで十分だった】

地域メディア「さがなら!」を始めるにあたり、どうしても文章や写真では伝わらない部分もあると感じたため、GoProを購入しました。しかも当時最新だったHERO10モデル。

付属品を入れて「61,000円」となかなかな価格です。

結局、何本か動画は撮ったものの、ほとんど活用することなく2年が経過。こういうガジェット系は毎年新しいモデルが出ており、こうしているうちにもどんどん価値が下がってしまうため、ある程度価格がついているうちに手放すことにしました。

決してネガキャンをしたいわけではなく、個人的に合わなかった部分をまとめておきます。購入の参考になればと!


動画の容量が4GBを超えると自動で分割される

3場面しか撮影していないのに動画が10個くらいできており、最初は焦りました。調べてみると、GoProは動画の容量が4GBを超えると自動的に分割されるみたいです。

動画が消えてしまわないための保護なんだとか。だいたい、フルHDで15分くらい。

編集ソフトでつなげれば問題ないとはいえ、正直けっこう手間に感じました。撮影開始して25分くらいにこういうことを言っていたよなぁと調べようとしても、ファイル的には分割されて2番目の10分前後に位置しており、直感的に編集できません。

GoProの専用アプリを使えば繋げられるようですが、Windowsパソコンで編集する身としてはわざわざアプリを介すのも手間だよねと言った感じ…。


熱を持つとフリーズする(夏は高頻度)

特に夏場はすぐに本体が熱くなり、いつの間にかフリーズしていることが多々ありました。もちろん、スマホも熱くなったら強制シャットダウンするのは承知しています。

ただ、GoProは耐水防塵機能を高めていることから、すぐに本体が高温になりがち。要所要所でピンポイントに撮影するならよいですけど、メイン機材として使うのはかなり厳しかったです。

ユーチューバーさんの「動画が消えてしまった」という報告。あながち嘘ではないというか、気を抜くと日常茶飯事になりそうでした。


給電しながらだとさらに熱を持つ

バッテリーの持ちに関しては、設定によるもののざっくり1時間程度。あまり長くはありません。

充電が切れそうになったもモバイルバッテリーから常時給電すれば問題ないのですが、給電しながらだと熱を持ちやすくなります。前述のようにフリーズすることも多く、いつの間にかスマホがメイン機材になっていきました。


撮影した動画の確認もしずらい

あくまでスマホと比べた場合になってしまうため、ちょっと嫌らしい指摘ではあるんですけど、GoProは操作が少しもっさりしています。スライドやタップなんかもワンテンポ遅れてくる感じ。

スマホだったら、撮影した動画をカメラアプリからサクッと表示できるし、ちょっとした切り抜きなども簡単に行えます。SNS投稿もあっという間ですよね。

対してGoProは画面が小さいので、該当の動画を探すのも時間がかかります。本体のスピーカーの質もあまりよくありません。

もちろん、スマホとアクションカムでは求めている部分が違うので本当にあら探しみたいな部分です。ごめんなさい。


【結論】基本的にはスマホで十分だと思った

こちらは5万円前後で買えるPixel6aで撮った動画です。けっこう揺れているのに手ぶれ補正がしっかり効いています。アクションカムほどではないとはいえ、必要十分に感じました。

設定次第では撮れた動画を自動的にオンラインストレージにバックアップできるし、SNSにもサクッと投稿できるし、ポケットにも入るサイズ感。

iPhoneのProシリーズはさらに手振れ補正機能がすごいようですね。

例えばメインスマホを買い替えるタイミングで、GoProの代金約6万円を足せば12万円くらいの予算を組んでも無理はないでしょう。

高性能スマホ+カメラが同時に手に入るわけです。2万円くらいでジンバルを買い足すのもアリ。


水中でバリバリに撮影をしたいとか、モトブログのように小型で手ぶれ補正機能の付いたカメラが必要な場合にはGoProなどのアクションカムが活躍します。

反対に言えば、アクションカム必須な用途以外の撮影ではスマホのほうが使い勝手がよいなと思いました。画質にこだわるならビデオカメラという選択肢もあるでしょう。


今回のわたしの用途に関して、「いやいや、そもそもGoProに求めるものがおかしい」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。それは本当にその通りで、アクションカムにメインカメラとしての機能を求めるのはナンセンスでした。

決してネガキャンではなく、GoProは動きのある動画を撮るのには最適ですし、使いこなせる人が使えば本当に素敵な作品ができあがる素晴らしいカメラでしょう!

失敗例として、誰かのご参考になれば幸いです。


いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)