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楽天の1円ルーターの本音【Rakuten WiFi Pocket 2C】

楽天モバイルで1円ルーター「Rakuten WiFi Pocket 2C」を購入して2か月が経過しました。今まではスマホのテザリングで運用していましたが、専用ルーターのほうが使いやすいかもと導入。

結果としては、若干の不安定さはあるものの1円という価格を考えたらアリかなといった感じです。ただし、通信速度や安定性を優先したいなら、別途モバイルルーターを購入するか、ミドルクラス以上のスマホでテザリングすることをおすすめします。


すぐに発熱して不安定

一番気になっているのは発熱です。カバンのなかに入れたまま、出先でYouTubeを見ているとたまに通信エラーになるんですよね。原因は発熱による処理速度の大幅な低下でした。

定価8,000円以下の端末で作りも茶地なので仕方なくはあるものの、少しカバンに入れておくだけでけっこうな発熱なので、人によってはストレスかもしれません。

また、たまに通信エリア内でも電波を拾わなくなります。再起動すれば復活するのですが、これがスマホテザリングなら機内モードにしてまた通信ONにするだけで対処できます。1円ルーターだと毎回再起動に1分ほどかかるのはネックだなと思ったりも。

通信速度は、通常利用なら40Mbpsくらい出るので楽天モバイルの回線品質は十分に活かせていると思います。発熱で処理速度が落ちると、1Mbpsとかまで目に見えて速度が落ちるけどもね。

5Gが使えないのは特に気にはなりません。元々、5Gってそこまで安定した回線ではないですしね。何度も言いますが、1円ですから。笑


バッテリー実働時間は及第点

約107gという超軽量ながら、定格のバッテリー駆動時間は約10時間となっています。

実働時間も、ひたすらにYouTubeを垂れ流していると約7時間ほど。あまり通信をしない待機時間が多い環境なら12時間は普通に持ちます。

仕事に持ち出していますが、たまにLINEを使って昼休みにネットサーフィンをするくらいの使い方なら、6時〜21時でもバッテリーは持っていました。

わざわざモバイルバッテリーを持っていかなくても大丈夫。正直、ここは非常に助かっています。スマホテザリングとの大きな差別点ですね。


安物なので多少雑に扱ってもOK

ぶっちゃけた話なんですが、でも大事な部分ですよね。

購入価格1円。仮に壊れても、メルカリで中古価格を見ると3,000円前後です。だいぶ気楽にモバイルルーターを持ち出せます。

そしてなんとも軽いし小さい!最近のスマホでここまで小さなモデルはほとんどないので、モバイルルーターの利点だなと思います。


結論

下手に格安スマホを買ってテザリングするくらいなら、軽くて小さく、通信もそれなりに安定しているRakuten WiFi Pocket 2Cのほうがおすすめです。

ただ、発熱による速度低下や再起動がやや面倒な点は気になるところ。それでも実質1円ですし許せる範囲だとは思います。

ライバルは富士ソフトのFS030Wでしょう。大きさだけならこちらのほうがより小さく、バッテリーも2倍。まあそれでも、わざわざ買う必要はないかなというのが今回の結論です。



いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)