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約10日ぶり。
いやあ、甘いね。うん。

色々あった。
通販を初めてみた。はじめての試み。
ありがたいことに、10点もの商品が売れた。
本当に嬉しかった。

自ら一歩を踏み出して、それに反応してくださった方々がいることに、そして僕は本当に支えられてるなあとつくづく思い知らされた。
よかったのは最初の2日間だけで、どうにも撃てど響かず、その後はさっぱり止まってしまった。

反省点はわかりやすく、告知を怠っていたこと。急に始めたところで、知人は勘付いてくれるけど一般のお客さまには届かないことがわかった。
最近のギャラリーやブランドも、かなり前から広告を打って、購買意欲を高めたところで!さあ!どうぞ!って感じでオープンにしてる。
潜入意識が全然違う。とても大事だなと痛感した。
喩えモノが良くても宣伝や販売方法まで力を入れないと、届く人にも届かない。

それと値段設定。
正直僕の作品は、一般的な木工商品より高い。
これは意識的に付けていて、まず第一に木の商品って本当に値段が安すぎる。僕はずっと洋服の業界にいたから分かるけど、洋服は逆に高い。相対的に見てしまっているかもしれないけど、いや、木工品は安いよ。本当に。巷にはスプーン1本300円とかで売ってるおじちゃんとかいるもんね。
僕が木に携わっていて何よりも大切なことは木は生命だということ。オブジェクト、単なる素材ではない。土や雨、風に育てられた有機体であり、高い周波数をもった意識体だということ。
生命活動では酸素を供給してくれ、安らぎの色を放ち、繊細な香りを漂わせ。木漏れ日の儚い光を映し、さわさわと揺れ囁く。
その結晶が木であり、それを削って作らせて頂いているのが木工品。
この大量消費文明社会では取って使われて、捨てて当たり前だけど、改めて考えてみて欲しい。植物がどれだけ我々を癒してくれたか。豊かな気持ちを運んできてくれたか。
今の社会では安い=使い捨て、のような意識が根付いているので、まずはそこを打破したい。なので単純に値段を上げた。用の美とか、僕にはそんなに興味がない。存在の美を求めたい。見てて、使ってて、栄養となる、滋養となるものでありたい。
その認識を伝えたい、が為の値段設定。
正直なところ、まだまだ値段についていってない部分もあるにはある。というか、物として魅力的でない部分も大いにはある。そこを敏感に感じ取られて、購入に至ってないということも解る。
その為にはやはり宣伝方法がついて回る。
次考えているのはやはり動画であろうか。どんな人が作っているのか、ということが伝わるのはとても重要な気がする。安心もするし、信用もできる。
その為には恥を捨てなきゃならない。
少しずつ自らの壁を壊していかなければ。

ということで、全く誰も見てないと思いますがインスタから飛べるので見てみてください。

ID→ naotoikarashi_

今日はそんなところです。